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クリエイター・佐藤ねじが“かつてない学園祭”をお手伝い「リポビタンDは青春の記憶を呼び覚ますアイテム」
そこで今回、学生の元に足を運んでアドバイスを行うひとり、気鋭のクリエイター・佐藤ねじ氏に『ファイト学祭!!』キャンペーン参加への意気込みなどを聞いた。
学園祭の思い出も記録も貴重な資産になる「学園祭の“成果”は就活にも役立つ」
さらにその芝居は「ゲリラライブのように、出店の一角や体育館のロビーなど限られた場所で演技をやることもあって、アイデアを絞って、その場所ならではの面白さを追求していました」と制約の中で、オリジナリティを出す手法を当時、学んだという。「舞台を見た方に『楽しい!』と言ってもらえると嬉しいし、4年間毎年、クオリティを上げていけたのもよかった」と当時を振り返った。
そんな佐藤氏は、現代の学生たちに向けて「SNSのある時代で、自分たちが盛り上がるだけでなく、ネットに学祭の作品などを発表できるのは大きい。ネットでバズらせることができたら、ポートフォリオ(作品集)として残る」と、学祭での“成果”は就活でもアピールできる点を指摘していた。
学生の熱意を引き出しつつ、+αの手伝いをしたい「リポビタンDで青春時代が甦る」
当時を振り返り、自身も「僕の家は母親がリポビタンDを箱買いしていて、学園祭の準備中に差し入れとして持っていったら喜ばれた思い出があります。なので、リポビタンDを見ると母と当時の仲間の顔が思い浮かぶ」と『リポビタンD』が、青春時代の記憶を呼び覚ます“キーアイテム”になっていることを明かした。
今回、学生たちと触れ合ってサポートすることに「RPGで例えるとレベルがかなり上ってから最初の街に戻るような気分(笑)。そこで自分が社会人として学んだ知識で何ができるのか楽しみです」と期待。「例えば、『お好み焼き店をやりたい』という学生のプランをさらにどう化けさせられるか楽しみです。学生たちのやりたい熱意を引き出しつつ、何らかの+αのお手伝いができればと思っています」と“かつてない学園祭”作りへの抱負を笑顔で語っていた。
面白法人カヤック→Blue Puddle Inc.を設立。 主な仕事に『CODE COFFEE』『変な WEB メディ ア』『5歳児が値段を決める美術館』『Kocri』 『レシートレター』『しゃべる名刺』『貞子 3D2』 など。日経 BP より「超ノート術」を出版。主な受賞歴に、文化庁メディア芸術祭 、 Yahoo Creative Award グランプリ。グッドデザイン賞 BEST100、TDC 賞など。