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噂は本当だった? 『コミケ』最寄りのベローチェ、店長クラス集結で臨戦態勢
“噂の真相”に担当者は「はい、本当です」“通常の3倍”の数の店長級社員が接客
その“噂の真相”について、担当者は「はい、本当です」と即答。「多くのお客様がご来店して頂けるので、より迅速に対応できるよう、有明店周辺エリアの店長が集まって運営をしています」と企業努力のほどを明かした。
平時と比べての増員人数は「平時は、アルバイトスタッフと店長で3〜6人程で運営しておりますが、コミケ開催中は業務熟練度の高い店長を中心に10〜20人程で運営します」と通常の3倍程度の増員を呼び、顧客に対応する。この制度は1998年3月に同店舗がオープンし、その翌年から行っているという。
店長クラスの精鋭は「適材適所を考慮して、営業部長が有明店周辺エリアの店長を選抜招集しています」とのこと。コミケやアニメ、漫画といったカルチャーに詳しいスタッフが優先されることはないが、「(招集されたスタッフの中には)接客していくうちに詳しくなっていく社員もいます」と担当者。
酷暑に対して朝4時開店の“神対応”でコミケ戦士のオアシスを目指す
特に今年は圧倒的な酷暑となっているだけに「できるだけ早く店内にご案内できるよう工夫したいと考えております。外では、日陰や風通しの良い場所で並んでいただくなど、熱中症対策を検討しています」と列をなす顧客にも充分配慮することを明かした。
一時の“涼”を求めて顧客が殺到する可能性もあるが「店内が混雑した場合には、ケガや事故がないように細心の注意を払っています。また、常にお客様が心地よく、くつろげる時間を提供できるよう店舗運営に取り組んでおります」と“コミケ戦士のオアシス”として、おもてなしを行うことを誓っていた。
やはりコミケ開催時は売上も顧客数も上がる。過去に顧客数は「通常の約4倍」、売上は「8倍」になったこともあるという。また「店舗前にキッチンカーを用意し、練乳入りのかき氷を限定メニューとして販売予定。味は、『いちご・ブルーハワイ・もも・マンゴー』の4種類」とテイクアウトできるメニューも用意。そこまで“総力戦”で配慮して、コミケに店長級の精鋭社員を用意する噂の真相は本当だった。ちなみに店名の「ベローチェ」とは、イタリア語で「迅速」という意味だそう。神対応でどこよりも速い対応を行ってくれるであろう『カフェ・ベローチェ有明店』は、文字通りコミケにとってのオアシスのようだ。