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映画『リメンバー・ミー』 ぺこ&りゅうちぇるSP対談「最後の20分くらいがヤバかった」2人が涙した“家族の絆”とは?
りゅうちぇる「最後の20分間くらいがヤバかった」 共感で涙する感動ストーリー
ぺこ 本当に最高でした! めちゃくちゃいいお話で、家族のことなど身近なことを深く考えさせられた感じで、すごく感動しました。
りゅうちぇる とにかく泣きました。最後の20分間くらいがヤバかった。正直、こんなに涙する映画だと思ってなくて。観る前は予告編の映像がすごくきれいだなっていうイメージしかなかったんですけど、自分の夢と家族との間のぶつかりあいって誰にでもあることだからこそ余計に自分と重ねてしまって……。めちゃくちゃガイコツばかりと思っていたけれど、実はリアルで、共感できる悩みが映画の中にあって、涙が止まらなかったです。
ぺこ もう〜ぜんぜん違う! ポップな印象のお話だと思っていたので、夢や家族をここまで描いているお話だと思っていなくて、特にラストがマジやばくて本当に……。わたしたち去年の11月、新婚旅行でフロリダのウォルト・ディズニー・ワールドに行った時に、『リメンバー・ミー』の旗やポスターがたくさんあって、その時は全然知らなくて。ふたりで「メキシカンなスカルはなんなんやろ?」って、ずっと言っていました。
ぺこ すごく素朴な男の子が主人公だったんですね。でも今回観たら、人に超言いまくりたい映画になっていて!
りゅうちぇる それこそワールドにめちゃくちゃグッズが売っていて。そんなに人気なの?って、ぶっちゃけ疑っていたんですけど、本当に今日感動しました。
ぺこ わたしはミゲルのひいひいおばあちゃんのイメルダです。かわいらしいし、めっちゃ強くって。最初から強いけれど、繊細な部分も見えたりして好きですね。
りゅうちぇる 僕はヘクターかな。最初は怪しいので“かかわらないほうがいいよ!”って思いましたけど、ミゲルと協力してキラキラしていく姿を観て、すごく応援したくなりました!
生まれてくる子どもに見せたい映画!! “家族”について深く考えさせられた2時間!
りゅうちぇる 憎しみや許せない気持ちって愛していれば愛しているほど、その人に裏切られた時に想う感情だと思っていて。正直、どうでもいい人に傷つけられても、なんとも思わないけれど、僕のことを誰よりも幸せにできる人、誰よりも傷つけられる人はぺこりんなんですね。ミゲルの家族もそうでしたよね、その強い気持ちが何代も受け継がれてしまって、自分の行動や言動がまだ会ったことがない自分の子どもたちに影響することが起こり得るのかなって思いました。
ぺこ わたしはミゲルと違って人生で家族にNOと言われたことがないんですけど、本当にこういう世界があるなら死ぬのも怖くないなって思いました。大切な人がいなくなることは悲しいことだけど、そういう時に絶対この映画を思い出すなって思いました。
りゅうちぇる 親は経験で教えますよね。音楽はダメとか、それは普通の家庭でもあることなので、よくわかります。死ぬことは怖いですけど、電車もあってね。カラフルだし、ここなら暮らせるさー、って思いました。
ぺこ お母さんに普通に見せたいです!
りゅうちぇる 子どもには絶対見せたいですね!僕はミゲルみたいに親に上京を大反対されて、すごく似ているんです。とりあえず忘れさせるためにご飯に連れて行かれたり、反対を押し切って上京した経験があるからこそ、子どもには映画を見せたいです。でも僕は反対はしないけれど、反対する愛もあることを教えたい。家族の愛が表現されているので、見せたいですね。
ぺこ 今のところ、自分の子どもにはこれだけはアカンみたいなことはないので、何かしたいと言ったら、全部応援したいと思っているんですけど、何か起こった時にわたしたちは何ができるんだろうって思いました。
ぺこ 門限がありました。18時には帰って来なさいとか。でも超普通でしたね。
りゅうちぇる 何しても大丈夫でしたが、東京にだけは行くなと。でも、子どもには門限をつけたいかな。
ぺこ せめて中学3年生までは。もしも女の子だったら特に。でも男の子だともっと厳しくしちゃうかも。アホだから(笑)。
りゅうちぇる 男子はねー(笑)。
『リメンバー・ミー』
同時上映『アナと雪の女王/家族の思い出』
監督:リー・アンクリッチ
日本版声優:石橋陽彩・藤木直人・松雪泰子・横山だいすけ・渡辺直美
原題:Coco
配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン
3月16日(金)全国公開