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ORICON NEWS
2017ブレイクアーティストランキング
他ジャンルを巻き込んだコラボ展開でも話題沸騰の男性シンガー
人気の要因は作詞、作曲、編曲やトラック制作を自ら手がけ、ロックやヒップホップなど多様な音楽を吸収して、そこに彼にしか出せない個性というスパイスを利かせて楽曲に昇華させている点にある。アニメや映画など映像とのコラボレーションでも見事な相乗効果をもたらし、ジャケットワークも自ら担当するなどビジュアルセンスも抜群。アンケートでは「いろんな人とコラボして米津玄師の名前をよく聞くようになったから」(広島県/10代/女性)、「映画音楽を提供したり、自身でも歌っていて、ブレイクしたと思います。曲がとても良いです。私たちの年代でも、グッと入って来ます。菅田将揮さんとのコラボ曲、灰色と青も、とても素敵です」(千葉県/50代/女性)など著名人とのコラボ曲でも反響を呼んでいる。また、「実力が認知されてきた」(兵庫県/30代/男性)、「独特な感性で聴きたくなる楽曲が多いから」(岐阜県/50代/女性)など多様な年齢層からの支持を受け、10代から50代すべての年代で1位を獲得した。
圧倒的なかわいさと“TTポーズ”のインパクトで人気の多国籍K-POPグループ
日本人もメンバーという親しみやすさと、キャッチーな“TTポーズ”が話題となり、一躍人気グループとなったTWICE。アンケートでも「かわいくてダンスもいいから」(東京都/20代/女性)、「今年知った中でちゃんと頭で曲も流れるくらいはやったと思うから」(三重県/10代/女性)など若い女性を中心に票が集まった。もちろん「流行のTTポーズなどを生み出したので!!」(大阪府/40代/男性)など男性からも支持されている。
ジャズ、ソウルなどを独自に取り入れたサウンドで一躍大人気に
スタジオでジャムセッションを行いながら、楽曲を制作していくスタイルで、バンドサウンドとDJがいるからこそのグルーヴ感が生み出されている。「CMで使われた曲がカッコイイ。1度聴いたら、気になって調べてしまうほど印象的。見た目もオシャレでスタイリッシュ」(茨城県/50代/男性)、「ヴェゼルのCMの曲が印象的」(東京都/30代/女性)など、やはりHonda「VEZEL」のCMに起用された「STAY TUNE」のインパクトが大きかった。「本物のアーティストが出てきた、といった感動すらある」(大阪府/40代/男性)など40代からの人気が特に高く、同世代では2位だった。
ドラマ、映画で話題をさらった人気アーティストがランクイン
5位は女性ソロ歌手の【Aimer】。自身の愛称「エメ」に由来し、フランス語で「好き」の意味もある。昨年、ONE OK ROCKのTaka提供の「insane dream」、RADWIMPSの野田洋次郎提供の「蝶々結び」を発表して一躍シーンの話中心に。今年はドラマ『奪い愛、冬』(テレビ朝日系)のオープニングテーマ「凍えそうな季節から」や、自身初のベストアルバム『BEST SELECTION "blanc"』『BEST SELECTION "noir"』2作品発表。10月リリースのトリプルA面シングル「ONE / 花の唄 / 六等星の夜 Magic Blue ver.」から「花の唄」が劇場版『Fate/stay night [Heaven’s Feel] I.presage flower』主題歌に起用された。聴く者の心を魅了するエモーショナルな声が人気で「声を聞いたときの感動がすごかった」(佐賀県/30代/男性)などの声があった。
10位の【Beverly】はフィリピン出身の女性シンガー。昨年、日本に移住して本格的に活動をスタート。今年、ドラマ『CRISIS 公安機動捜査隊特捜班』(フジテレビ系)の主題歌「I need your love」に抜擢され、レコチョクシングル1位などを記録。『仮面ライダービルド』の主題歌「Be The One」では、小室哲哉と浅倉大介のユニット「PANDORA」のフィーチャリングボーカルとして参加した。ハイトーンボーカルで注目されており、「歌がすごく上手で高音がすごい」(京都府/10代/男性)と絶賛されている。
多彩な個性を持つアーティストが並んだ今回のランキング。自分たちだけにしか奏でられないサウンドを武器に、他のアーティストとコラボして、さらに魅力を開花させる新進気鋭の若手アーティストたちの躍進が目立った2017年。彼らの躍進ぶりが、今後の音楽シーンの新たな礎となる可能性を秘めているのは間違いない。
【調査概要】
調査時期:2017年11月6日(月)〜11月12日(日)
調査対象:計1000名(自社アンケート・パネル【オリコン・モニターリサーチ】会員10代、20代、30代、40代、50代の男女)
調査地域:全国
調査方法:インターネット調査
調査機関:オリコン・モニターリサーチ
調査時期:2017年11月6日(月)〜11月12日(日)
調査対象:計1000名(自社アンケート・パネル【オリコン・モニターリサーチ】会員10代、20代、30代、40代、50代の男女)
調査地域:全国
調査方法:インターネット調査
調査機関:オリコン・モニターリサーチ
2017ブレイクアーティストランキングTOP10
米津玄師
- タイアップに使用された楽曲が多かった(京都/10代・女性)
- 様々な歌手とコラボして楽曲の良さも認められた(埼玉/20代・男性)
- DAOKOや菅田将暉のコラボで知名度が上がった(大分/30代・男性)
1
Suchmos
- CMで聞いて一目惚れならぬ一聞惚れしました(富山/20代・女性)
- 歌もメンバーの生き方もおしゃれで素敵(兵庫/20代・女性)
- CMでタイアップした曲によって知名度が増した(大阪/40代・男性)
3
SHISHAMO
- フェスでの盛り上がりに今年のブレイクを感じた(東京/20代・男性)
- CMや主題歌によく起用されていた(神奈川/30代・男性)
- カラオケで必ず誰かが歌っていた(大阪/50代・女性)
4