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ORICON NEWS
「キムチの歌」の足立佳奈、藤田ニコルに悩み相談!? SNSで体操日本代表選手との交流も!
藤田ニコルとの共演に感激! 「世代が一緒だからこそ憧れる存在」
「デビュー日は誕生日がもう一つ増えたような気分で嬉しかったです。あと、友だちの友だちが知ってくれるようになったり、地元の駅で『佳奈ちゃんですか?』って高校生に声をかけてもらったり。そういうつながりも大事にしていきたいです」
モットーは「常にみんなで笑顔でいたい。誰かを傷つけたくない」。そんな彼女が“会いたい芸能人”の3本の指に入るほど大ファンと公言しているのが、にこるんこと藤田ニコルだ。「自分の意思を持って常にYesかNoかがはっきりしている姿、素直な気持ちを伝えることで相手を傷つけない、というスタイルは本当に素敵」と言い、にこるんのSNSもマメにチェック。そこにも理想とする姿があるという。
「あんなに多忙にお仕事をされているのに、ファンの人からのコメントに返しているんです。ツイートも『今こんなことしているよ』って1日7〜8回もしてくれて、ファンとしてはすごく嬉しい。私でも忙しくてアップできない日があるのに、もっと忙しくてそれをやってらっしゃるというのは憧れでもあるし、こうなりたいというお手本でもあります」
まさにネットやメディアで目にする憧れの人。ところがデビューしてわずか2ヶ月の10月、『じゃがりこの日』の記念イベント『じゃがりこパーティー』でなんと初対面&初共演が実現! それだけでなく、にこるんに悩み事まで聞いてもらったのだそう。
「私は心が折れちゃうときもあるので、『どうしてそんなに強く自分を持っていられるんですか?』と質問したら、『そんなの、自分らしくいればいいんだよ。他人は他人だし』っていう大人なコメントが返ってきて。藤田さんは19歳で私と同世代なのに、こんなにも違うのかと思うくらいカッコイイ。世代が一緒だからこそ憧れます!」
五輪金メダリストの体操選手がMVに出演! きっかけはSNSでの交流
「オリンピックを観ていたときに、3人(山室選手、田中選手、加藤選手)が代表で出ていらっしゃっていて、カッコイイなとずっと思っていたんです。そうしたら、ツイッターでたまたま(田中)佑典くんのリツイートを見つけて、フォローさせてもらったら、フォローが返ってきたんです。そこからSNSを通してお話をするようになって、MVに出てもらえることになりました。立場や頑張る場所は違っても、みんな同じようなところでつまずいたりしている。自分だけが置いてけぼりと思わずに、みんな一緒だから頑張ろうって、MVを通して思ってくれたらいいなと思います」
新曲「フレーフレーわたし」は、もともと彼女が期末試験勉強中に自分を励ます15秒ソングとしてツイッターに動画投稿したもの。その直後から反響を呼び、「足立佳奈15秒動画人気ランキング」というアンケートでも1位に輝いた人気曲である。
「もう夜も遅いし、勉強はちょっとやめようかな、寝ちゃおうかな、なんて思っていたんですけど…。そのとき、ホントに頭の上あたりから♪フレーフレーわたし〜って聴こえてきて。これはもう歌わなきゃと思って、勉強そっちのけでギターを持って歌って、すぐアップしたんです。テストの結果は平均点ぐらいだったと思うんですけど(笑)、でも、信じることや挑戦することに意味があるってすごく思いますね。自分を信じてあげることでテスト勉強もやるようになると思うし、前向きに物事が進むと思うので」
特に、シングルとして完成させたフルバージョンの一節「諦めなかったよ〜誰にも言えない 涙もあったんだよ」「〜悔しかったよ それでも来たよ」のフレーズに関しては、前述の体操選手たちからも「ここの歌詞が好き」と共感の声が上がったという。
「選手の皆さんも、人に言えない悔しいことや辛いことがある。『それでも自分を信じてガムシャラに頑張った結果がここにあるから、信じること、頑張ろうと思うことが大事なんだよ』って。その言葉を聞いてから、この歌詞が深みを増しました。あと「きっと大丈夫 きっと大丈夫」と繰り返す部分があるんですが、コーチの方がよく「大丈夫だ 大丈夫だ」って言うんですって。「大丈夫ー」と語尾を伸ばすことで選手にはリラックス効果もあるみたいです。そういう自分の知らなかった知識を教えてもらうことで、歌っていて歌詞がすんなり入ってくる感じがします」
現役JKの間で流行っているのは焼き鳥!? 「パンケーキでは腹いっぱいにならへん(笑)」
「仕事がうまくいかなくて落ち込んだときは、学校が私のホームとして拠り所になるし、学校でダメなことがあって落ち込んでしまったときは、その気持ちは歌に変わるんです。どっちかを失敗してもどっちかが助けてくれるので、両方とも大事だなって」
そんな学生生活、最近、友だち同士で流行っているのは、意外にも「焼き鳥を食べに行くこと」。年配のお客さんとお店で言葉を交わすこともあり、それが貴重な経験になっているようで…。
「最初は、パンケーキやパフェを食べに行く話になったんですが、すごく並ぶし、『並んでも結局お腹いっぱいにならへん』って(笑)。お腹が満たされてリーズナブルで、かつ、いろんな場所にあるものということで、焼き鳥を食べに行きました。そこでまた、自分たちとは違った世代の方のお話が聞けるんですよね。『ここの焼き鳥うまいだろ? これは○○産の鶏肉で…』と、教えていただくこともありました。パフェ屋やパンケーキ屋ではそういうコミュニケーションはあまりないと思うし、その点でも良さがあるなと思います」
(文:水白京)