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目指すは世界進出!? 2016年注目の“異色経歴コンビ”セクシーチョコレートインタビュー
70%くらいリアルが詰まった新感覚のFBIサスペンスドラマ
REINA FBIを描くドラマや映画は多いですが、FBIアカデミーを舞台にした作品って珍しくて。FBIだとあまり親近感が湧かないと思いますが、研修施設ということで学校みたいな雰囲気もあって、シリアスさだけじゃなく登場人物たちの人間模様も楽しめるのが魅力だと思います。
デンジャーD FBI捜査官ものって(今までは)1話完結が多かったと思うんですが、この作品はどんどん先に続いていくのが新しいなと思いました。現在と過去をつなぐフラッシュバックの使い方が本当に上手くて、物語の世界に引きこまれました。
REINA 体を鍛えるトレーニングの様子やモックアップルームを使った捜査の訓練だったり、FBIの方が誇りを持って銃を所持しているという心境だったり、70%くらいは現実に近いんじゃないかと思いますね。ドラマと同様、厳しい世界なので辞めていく人も多いですし。
デンジャーD そこまでリアルなんだ! 内情に詳しくない立場から見ても、今までのドラマにはなかったような細かいところまで描かれているような感じがして面白いんですよね。
REINA FBIの中ってこうなっているんだ!ということが分かったり、今世界で騒がれているテロなどの問題についても勉強じゃないですけど感じることができたり、いろんな視点から観ることができる作品だと思います。あとドラマに出てくる子たちの頑張っている姿が良いんですよね! そんな姿を見ていると、私も刺激を受けたようにみなさんも、女性としてもっと強くなりたい!いろいろやってみたい!と感じるんじゃないかと思います。
――本当にいろいろな要素が詰まった作品なのですね。
デンジャーD 最初の4分間は、青春物語の要素が強いのかな?と思いましたが、7分30秒後に一気に引きこまれます! 僕が言いたいのはこれだけですね(笑)。僕、海外ドラマや映画が本当に大好きなので、こういう仕事に携わることができて本当に嬉しいんですよね。学ぶことも多いと思うのでこの作品はもちろん、日本の方にもっと海外ドラマを観てもらいたいなって思います!
新たな経歴発覚!? 実は“救急隊員”の免許も持っていた
REINA 反省点は腐るほどあります! 私はコメンテーター寄りのお仕事をいただくことが多かったんですが、きちんと情報を伝えながら、芸人として笑いも交えながらというマルチな作業が上手くできなくて…最初は特に苦戦しましたね。夜中の3〜4時頃、チーフマネージャーと1時間半ぐらい泣きながら電話をしたこともありました。
REINA 少しずつ。今は『バイキング』(フジテレビ系)や『Abema Prime』(Abema TV)というネット放送のニュース番組でレギュラーをさせていただいているので、反省点を次週にそのまま持っていけるという強みをいただいています。
デンジャーD 僕はコンビでの仕事があまりなかったこと。その理由は多分、僕がまだ完全に相方を知ることができていないからかもしれない。
REINA 私は結構話したつもりだけど?(笑)
デンジャーD REINAさんの経歴はいろいろあり過ぎて整理しきれないんですよ(笑)。例えば、この間驚いたことは、実は過去に救急隊員もやっていたこと。
――それは初耳です!
REINA まだメディアでお話したことはないかも(笑)。実はアメリカのブラウン大学でテロ対策を学ぶ前、私は外科医になりたいと思っていたんです。私が住んでいたニュージャージー州は唯一、16歳から救急隊員の免許が取れるので学校に通い、そして最終試験に合格して救急隊員に…。
デンジャーD それがFBIやCIA、ハーバード大卒の経歴と比べるとちょっと親近感がわいたんですよ。僕が何かでケガをしても安心かなとか(笑)。とにかくもう、REINAさんはスーパーウーマン!
お笑いスクール時代、“プロポーズ”がきっかけでコンビを結成
デンジャーD 僕はテレビっ子で、物心ついた時からドリフターズさんの番組を見て育ったんです。当時は第2次お笑いブームで、ゴールデンタイムはどのチャンルをつけてもお笑い番組でした。その後、ラーメンズさんのコントに出合って。そんな自身の人生を振り返ると、僕はなるべくして芸人になったように思います。
REINA 私は昔から、世界政治や安全を守るための活動にとても興味があって、アメリカでは実際にそういった勉強や活動をしていました。ですがFBIに内定した後、FBIが念のために私を嘘発見器でテストをしたとき、なぜか私が嘘をついているという風に判定されてしまって。その瞬間、「私は自分を犠牲にしすぎているんじゃないか?」と、正義感や愛国心などの “スイッチ”が一気にオフになってしまったんです。
――そこから自分のための人生を歩む決意をしたと。
REINA その翌日、ヤンキー・スタジアムにニューヨーク・ヤンキースの試合を観に行ったんです。すると外野席にイチロー選手がいらっしゃって、その時思いました。「私は世界を変える著名人の方々と、ファンとしてではなく同じステージに立ちたい」と。何か大きいことをやりたくて、それができるのはエンターテインメントの世界ではないかと。ソーシャルメディアが進んでいく中で、エンタメは絶対にすごい力になるとも考えていました。
デンジャーD 僕も同じスクールに入っていて、そこで相方をスカウトしたんです。
REINA 何度も断りましたけどね。でも、だいぶしつこくて(笑)。
デンジャーD 2、3回断られたよね(笑)。僕は元々アメリカに興味があって、コンビを組むならアメリカ人女性と!という願望があったので必死に口説きました。
REINA 当時、私は違う人とコンビを組んでいたんです。スクールに40歳くらいの政治好きの男性がいらして、政治つながりでコンビを組んで。その後、デンジャーとも掛け持ちでコンビを組むことになったんです。デンジャーと組むことになったのは正直…消去法です(笑)
――消去法!?
デンジャーD 当時、その40歳の男性にプロポーズされたらしいんですよ。「日本には夫婦漫才というものがあってね。一緒に夫婦漫才をやりましょう」って。
REINA しかも、そのプロポーズを受けたのが彼の誕生日で(笑)
デンジャーD それは初耳! その状況、もはやどうなの?(笑)