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理想の先生ランキング『“理想の先生像”に当てはまる有名人は誰? TOP10の結果は……』
生徒と“同じ目線”が人気、嵐・櫻井翔が首位
いじめや体罰問題が再び表面化し、“学級崩壊”が問題視されている昨今。年代によって「熱血漢」や「破天荒」など、これまでにもさまざまな“理想の先生”が誕生してきたが、果たして現代の若者にとっての“理想の先生”とはどんな存在なのだろうか? ORICON STYLEでは10代、20代男女を対象とした『理想の先生ランキング 2013』を発表。“教えを請う側”である生徒たちが真に望む“教師像”が浮き彫りとなった。
今回のランキングで1位になったのは、人気グループ・嵐のメンバーである【櫻井翔】。グループとしての国民的人気はもちろん、ソロとしても俳優業を筆頭にさまざまな活動を行っている櫻井だが、今ランキングで首位となった最大の要因は、やはり2006年からスタートさせた『NEWS ZERO』(日本テレビ系)でのキャスター業だろう。元々、アイドルとしての活動と並行しながら、慶應義塾大学経済学部を卒業と“文武両道”を実践してきた櫻井だが、『NEWS ZERO』では素朴な疑問を解説するコーナー「イチメン!」を担当し、若い世代にも時事ネタをわかりやすく伝えようとする姿勢が垣間見える。「教え方が上手そうだし、生徒と真剣に向き合ってくれそう」(埼玉県/10代/女性)というコメントからもわかるように、生徒と“同じ目線”でさまざまな問題に取り組んでくれそうだという期待感が高い。また昨年放送され、櫻井が教師役を務めたドラマ『ブラックボード 〜時代と戦った教師たち〜』(TBS系)の一環で行われた実際の学校での特別授業も印象的だったようで、「自分の考えを話すとき、話しに裏付けとなる経験や理由をつけていて、とても説得力のある講義だった」(埼玉県/10代/女性)との意見も多かった。
結果から浮かび上がる“理想の教師像”
3位には“尾木ママ”の愛称で人気の【尾木直樹】がランクイン。『ホンマでっか!?TV』(フジテレビ系)では、女性のような物腰や柔らかい口調がすっかりお馴染みだが、実は『金八先生』のモデルとなった人物の1人であり、若き日の教育現場での体験や実践書は、若き教育者たちの指南書となっている。その柔らかな口調から発せられる芯の通った金言は、若年層からの支持も高く、「やさしい口調の中にも相手を思う強さや厳しさが言葉から感じられるから」(北海道/20代/女性)というコメントが多かった。生徒たちには常に愛を持って接する尾木ママだが、2011年に起こった『大津市中2いじめ自殺事件』では、事件の詳細を隠ぺいしようとした学校側・教育委員会を激しく糾弾。第三者調査委員会の委員を務めるなど、教育現場の悪しき風習を徹底的に排除しようと奮闘するなど、“闘将”としての側面も生徒側から愛される所以だろう。
今回のランキングを改めて振り返ってみると、世代を超えた多種多様な“理想の教師像”が浮き彫りに。1位の櫻井翔は、生徒たちとの年齢が近いという点から、真の意味での“同じ目線”で問題解決に取り組んでくれるという期待感があり、2位の武田鉄矢、3位の尾木直樹は、確固たる教育理念に裏打ちされた熱のこもった授業を望んでいることが伺える。“熱のこもった”という意味では、6位の【松岡修造】、大ヒットドラマ『ごくせん』(日本テレビ系)でのヤンキー教師像が印象的だった【仲間由紀恵/山口久美子】にも同様のことが言えるだろう。
ランキング上位者に共通項は、時には生徒を厳しく叱ることが出来るということ。つまり、生徒側にとっても理不尽な体罰ではないなら、道を誤った際には厳しく律して欲しいという潜在的な願望も見えてくるランキングとなった。
【調査概要】
調査時期:2013年4月1日(月)〜4日(木)
調査対象:合計500名(自社アンケート・パネル【オリコン・モニターリサーチ】会員10代、20代の男女)
調査地域:全国
調査方法:インターネット調査
理想の先生ランキング 2013
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