“お菓子役”妻夫木CMで話題 グリコが世界におくるメッセージとは
俳優の妻夫木聡が、サーカスのピエロを思わせる風貌をした“お菓子の化身”役に扮するグリコの新CM。今年2月から全国で放送され、そのチャーミングな笑顔とコミカルな動きが「思わず笑顔になれる」「心が温かくなる」と好評を集めている同CMには、「お菓子の力でみんなを笑顔にしたい」という同社の熱い想いが込められているとか。まずは早速、話題のCM動画を観てみよう!
「みんなを笑顔に」ユニークなCMストーリーに込められた想い
作中で“お菓子の化身”に扮した妻夫木は、ケンカ中のイタリア人夫婦や鉄道旅行中の外国人観光客のもとなど、世界中のさまざまな場所に神出鬼没で登場。「お菓子」の存在によって仲直りしたり、シェアすることでみんなを笑顔にするという、ユニークなストーリーが展開される。
同CMで『みんなのキゲンがよくなれば きっと世界はうまくいく smile.Glico』というメッセージを掲げる同社は、お菓子や食品を通して「みんなに笑顔を届けたい。」をキーワードに、2011年より事業活動を展開。担当者は「お菓子や食品には食べることで元気になる、前向きな気持ちになる、笑顔が生まれるといった、さまざまな人のキゲンを良くする力があります」と語り、同社の「食を通じてみんなを笑顔に、幸せにしたい」という作品に込められた想いをアピールした。
実力派俳優・妻夫木のコミカルなパフォーマンスに注目
『ポッキー』に『アーモンドピーク』、そして『グリコ』など様々な“お菓子”を全身を使って表現力豊かに演じきった妻夫木。撮影現場では、作品を見た人が「笑顔」というテーマを納得できるキャラクター作りかつ、セリフがなくても感情が伝わる芝居を求められたそう。セリフがなく、ふとした表情や仕草で感情を伝える難役でお茶の間の心を掴む演技力は、さすがの実力派!
お菓子の”軽さ”を表現するために使用されたワイヤーアクションなど、CGに頼らないアナログな仕掛けで見事なパフォーマンスを披露した妻夫木。さらに、赤い付け鼻は「なるべくガッチリ固定した方が、ほかの動きに制約がなくなって演技がしやすい」と自らアイデアを提案するなど、芝居に取り組む真摯な姿勢でスタッフを感心させたのだとか!
キャラクターの魅力は、妻夫木自身の人間性そのもの?
撮影の合間には、赤い付け鼻を指し「これ、あまり息ができないんですよね〜」と報告し、現場の笑いをとる一幕も。外国人女性から恋人同士のようにキスされたり、鼻を噛み付かれたりするシーンもあり、妻夫木は「なんか(鼻を)こねくり回された」と振り返るなど、その言動一つひとつがスタッフを和やかにしていた様子。
同CMは、そんな彼の気さくな振る舞いや人懐っこい笑顔といった、持ち前の人間性と存在感が「みんなを笑顔に、幸せにしたい。」という、同社のメッセージ性と絶妙にマッチした傑作といえそうだ。
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2014/08/20