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ORICON NEWS
Lead『デビュー10周年を迎えた今の心境と今後とは?!』
10年をひと言で表現すると……
鍵本輝“電光石火”かな。とにかく早かった。2002年7月31日のことを、まるで昨日のことのように憶えてますからね。
──デビュー当日は何か記念になるようなことをしたんですか?
輝当時は4人でワンルームマンションに住んでて。午前0時を迎えてデビュー日になった瞬間、4人でキスをしました(笑)。
中土居宏宜中学生と高校生の発想ですよね(笑)。
──じゃあ10周年の当日にもキスをしなきゃ(笑)。
宏宜ええ〜っ!?絶対に嫌です(笑)。
谷内伸也僕は、この10年をひと言で表現すると“濃厚”っていう感じになります。めまぐるしく過ぎていった10年ですけど、1つひとつの仕事の写真や映像を見ると、その当時の気持ちが甦ってくるんですよ。濃い時間を過ごしたんだなって思います。
古屋敬多たくさんのファンの方から声を掛けてもらったりメッセージをいただいたりして、それが僕たちのパワーになる。そんな10年だったんですよ。なので僕は“感謝”という言葉が浮かびます。
宏宜10周年のことを思うと“やるなら今だ”という言葉が最初に思い浮かびますね。これは新しいアルバムのタイトル『NOW OR NEVER』の日本語訳。10年間の活動は山あり谷ありだったんですけど、でもたくさんのチャンスを与えてもらったおかげで、こうして続けてこられた……ということを踏まえての“やるなら今だ”です。この言葉は最近のLeadのテーマでもあって。4人とも“今やんなきゃ、いつやるんだよ!”という気持ちです。
──ニューアルバム『NOW OR NEVER』を聴いていて、そういった攻めの姿勢を強く感じました。
宏宜今、僕たちが本当に表現したい音楽を一切の妥協なく作り上げよう。そんな気持ちで制作しました。楽曲選びはもちろん、それだけじゃなくアレンジに関しても細かい部分までリクエストしたりアイディアを出したりして。そういうなかで常に頭にあったのはパフォーマンス重視っていうこと。ライブを意識して作っていきました。
──だから勢いのあるナンバーが多いんですね。その代表格がオープニングを飾っている「Stand and Fight」。
輝このタイトルは“踏みとどまって闘う”という意味で、これはボクシングの精神なんですよ。ちなみに作詞はメンバー4人で手掛けました。今の僕らの状況にぴったりな内容になってます。
伸也すごくポジティヴな詞なんですけど、その前向きさはダンスや表情でも表現していて。だからミュージックビデオも、ぜひ観てもらいたいですね。
──ガッツリ踊っていながらも、わりと笑顔だったりするのが印象的でした。衣装は2パターンありましたっけ?
敬多はい。黒いほうの衣装は挫折とか試練の象徴。赤いほうは燃えるような戦いのイメージです。
宏宜強烈なビートとメロディー。エレクトロっぽいアレンジ。そしてアクロバットの要素を散りばめたパフォーマンス。その融合を楽しんでいただけたらと思います。
10周年記念ライブは、進化したLeadを感じてもらえるステージにしたい
敬多普段は声を張って歌うことが多いんですけど、この「one more side」は、ちょっとしっとりめに歌ってますからね。温かさを感じてもらえたらうれしいです。
──聴かせる系のミディアムナンバー「VOICE」もいいですね。
伸也同じラインを高いパートと低いパートで同時に歌ってるところが聴きどころです。この歌の“君”は恋人とも友達とも受け取れると思うんですけど、とにかく遠く離れて暮らしてる仲間のことを歌ってて。日本語の美しさを実感できる詞になってます。
──7月31日に10周年記念ライブがあり、そして8月15日からは10周年記念ツアーがスタート。意気込みは?
輝7月31日の公演では、これまでのシングル曲を全て披露する予定です。で、その後が『NOW OR NEVER』を引っさげてのツアー。どちらも進化したLeadを感じてもらえるステージにしたいですね。
──今年は夏休みが全然とれないんじゃないですか?
宏宜夏休みなんて必要ないです!だって“やるなら今だ”って言ってるのに休んでる場合じゃないでしょ(笑)。
(文:大野貴史)
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