6人アイドルグループ・BiSが2日、東京・新宿ステーションスクエアでフリーライブを開催した。8日には横浜アリーナで“念願”の解散ライブ『BiSなりの武道館』を控えているが、チケット1万枚が売れ残るという厳しい壁に直面しており、この日は新宿のど真ん中で、涙を流しながら“最後のお願い”を行った。

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　約3年半の活動のなかで、全裸のPV撮影やデザイナー、コシノ・ジュンコの加入など、過激パフォーマンスで注目集めてきたBiS。メンバーそれぞれが熱い想いをぶちまけるなか、演説のトリを飾ったリーダーのプー・ルイは、解散ライブについて「横浜アリーナ、少しでもたくさんの人が来てくれたら」と呼びかけ、「その人たちが『BiSすごかったよ』って言ってくれたら、終わった後に伝説になれるかもしれない」と涙ながらに呼びかけた。

　また、これまでの活動を振り返り、「本当に私たちがデビューした時、ブスで歌もダンスもできない状況で、アイドルオタクの方たちからもたくさん叩かれました」とし、「それでも、『世界を変えたい』って。それがちょっと無理そうです…」と悔しい思いを吐露していた。

　演説を終えると、代表曲「narve」を迫力あるパフォーマンスで披露し、会場に詰めかけた“研究員”と呼ばれるファン2000人は熱狂。ファーストサマーウイカは「ともに歴史に名を刻みましょう！」と絶叫し、その場を後にした。

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