■行ってみたいお笑いライブTOP10

　週刊エンタテインメント情報誌『オリ★スタ』8/16・23号（6日発売）では、夏のライブをテーマにした特集「最強LIVEランキング2010」を掲載。その中で、まだ行ったことがなく「この夏、行ってみたいお笑いライブ」についてアンケートを実施したところ“ハゲとブツブツ”というお互いのビジュアル的弱点をとことんネガティブに攻撃しながら、見事笑いに昇華させるお笑いコンビ【ブラックマヨネーズ】が1位に選ばれた。2005年の『M-1グランプリ』で優勝し、頭角を現してきた2人。今年に入ってツッコミ・小杉竜一のギャグ“ヒーハー！”は「レコチョク」の着ボイス部門で6ヶ月連続トップに輝き、ボケ・吉田敬がフリートークで使う“どうかしてるぜ！”も大ブレイク。まさに今が旬である2人のライブが支持された。

この記事の写真はこちら（全10枚）

　テレビではなく、実際に「ふたりの掛け合いを生で観たい」（東京都/28歳/女性）との声が挙がった“ブラマヨ”の愛称で知られるブラックマヨネーズ。現在は明石家さんまの『ホンマでっか!?TV』（フジテレビ系）をはじめ、『世界笑えるジャーナル』（TBS系）など多数のレギュラー番組を抱えるも、ネタを披露する機会は少なくなってきた。単独ライブは5年以上ご無沙汰とあって、とことんネガティブ思考な吉田のボケを豊富なボキャブラリーで間髪を入れず突っ込む小杉との掛け合いや、生で“ヒーハー！”を聞きたいと熱望するファンの声にも納得といったところだ。

　2位にはクイズ番組『Qさま!!』からトーク番組『さまぁ〜ず×さまぁ〜ず』（共にテレビ朝日系）などゴールデンタイムから深夜枠まで連日テレビで見ない日は無い、お笑いコンビ【さまぁ〜ず】が登場。大竹一樹と三村マサカズの「ゆる〜いふたりのトークを生で観たい」（神奈川県/21歳/女性）と、計算された“ゆるトーク”に票が集まった。その一方で「単独ライブDVDが、涙が出るほどおもしろかった。次は生で観たい」（静岡県/26歳/女性）と、時に不条理を全面に打ち出したシュールなライブは、いまだ熱狂的なファンが多数存在する。

　そして、3位はお笑いコンビ【オードリー】。2008年の『M-1』で一躍その名を知られ、翌年は『笑っていいとも！』をはじめ次々とレギュラー番組を獲得し、今や人気芸人としての地位を確立した2人。「久々にふたりの漫才を観てみたい」（神奈川県/26歳/女性）と、彼らの存在を世間に知らしめた“ズレ漫才”への期待値は高い。また「若林（正恭）さんの話術にキレがある」（東京都/24歳/男性）、「春日（俊彰）さんの“トゥース！”を生で聞いてみたい」（愛知県/23歳/女性）など、それぞれの魅力を“生で観たい！”と男女を問わずラブコールが届いている。

　上位3組以外にも、スピーディな漫才を得意とする【タカアンドトシ】が4位に、5位には緻密な構成で日常と非日常を交差させるコント師【バナナマン】もランクイン。連日多数のバラエティ番組が放送されているが、純粋なコントや漫才だけをテレビで観る機会は減少傾向にある。だからこそ、チケットを買って実際に劇場へ足を運び、そこでしか感じられない空気に包まれて“思い切り笑いたい”と願うファンの声は高まるばかりだ。 　

【調査概要】
調査時期：2010年7月7日〜7月9日
調査対象：合計1,000名（自社アンケート・パネル【オリコン・モニターリサーチ】会員の男女500名、雑誌『オリ★スタ』読者の男女500名）
調査地域：全国
調査方法：インターネット調査


>>“○○なお笑い”ランキング特集
■上半期、最もブレイクした芸人｜■次期ブレイク芸人予想
■最も面白いと思う“ピン芸人”｜■博学だと思う芸能人
■“しゃべりの達人”TOP5｜■“オシャレ芸人”TOP5


■禁無断複写転載
※オリコンランキングの著作権その他の権利はオリコンに帰属していますので、無断で番組でのご使用、Webサイト（PC、ブログ、携帯電話）や雑誌等で掲載するといった行為は固く禁じております。詳しいお問い合わせは、弊社広報企画部までお願いいたします。