雑誌『日経トレンディ』(日経BP社)が選ぶ「2013上半期ヒット商品ベスト30」が3日、発表された。上半期のヒット商品1位は「アベノミクス消費」が選ばれ、2位に「パズル&ドラゴンズ(パズドラ)」、3位に「Nexus 7&iPad mini」が続いた。都内で行われた発表会で、渡辺敦美編集長は「アベノミクスという言葉で一変し、消費の現場が変わってきている」と、消費に対する変化が同ランキングに影響を与えたと分析した。 年末恒例の企画として親しまれてきた同ランキングが、今回初の試みとして上半期のヒット商品を発表。かつてのバブル景気時のような消費はせず、「堅実リッチ」ともいうべき“絶対に損はしたくない”という消費者の想いが反映されたTOP30となった。
2013/06/03