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漫画家・赤塚不二夫さんの半生を描く映画『これでいいのだ!! 映画★赤塚不二夫』(佐藤英明監督、来年GW公開)の製作報告会見が2日、東京・東映撮影所内で行われた。この日は2008年8月2日に亡くなった赤塚さんの命日。赤塚さん役を演じる俳優・浅野忠信は、「毎日、思っていることは、赤塚先生のお気持ちが僕だけ感じられているのかと思うと本当に嬉しくて、もっと面白いことができるようにと、先生にお祈りしている」と、“バカ”という名の“天才”赤塚さんになりきる幸せをかみしめた。相手役の女優・堀北真希は「この作品を通して先生や作品を知って、(赤塚さんに)お会いしたかった」と話し、「シェー」で赤塚さんを追悼した。
同作は、35年にわたって赤塚さんを担当した小学館の元編集者・武居俊樹氏が「赤塚先生へのラブレターのつもりで書きました」という著書『赤塚不二夫のことを書いたのだ!!』が原作。映画では『おそ松くん』や『天才バカボン』などの代表作を生み出した1960〜70年代の赤塚さんが描かれる。会見には、浅野、堀北のほか、共演の阿部力、いしだあゆみ、原作者の武居氏、佐藤監督が登壇した。
現在、撮影の真っ最中で、浅野は劇中では「バカボンのパパ」や「イヤミ」に扮するほか、セーラー服姿や股間に白鳥の頭を付けたバレリーナ姿を披露。「撮影に入る前の衣装合わせで、マトモでない衣装ばかり出てきてびっくりしましたが、撮影に入ってみると一番は全裸ですね」とニヤリ。浅野はなおも「『劔岳 点の記』のシリアスな真面目な役から今回、真逆の役で、最初は戸惑いがありましたが、いまはすっかり自分の羞恥心がなくなりつつある。ここ3日間はずっと全裸で撮影していた。全開で取り組んでいる」とすっかり赤塚さんになりきっている。
劇中衣装の学ラン姿で登壇した堀北は、「似合っているでしょう」と自信たっぷりに話したが、最初は「自分の知っている世界からは遠い、違う世界の話のようで、バカになるとか、シェーをするとか、すごく抵抗あった」という。撮影が進むに連れて変わっていった心境を「バカになる気持ちよさ知ってしまった感じで、毎日楽しく撮影しています。お芝居というよりはぎゃーとかワーとか叫んで走りまわっています。どんな映画になるのか、どんな自分になっているのか私自身も楽しみにしています」と話した。
◆映画ニュース 最新情報|インタビュー
漫画家・赤塚不二夫さんの半生を描く映画『これでいいのだ!! 映画★赤塚不二夫』(佐藤英明監督、来年GW公開)の製作報告会見が2日、東京・東映撮影所内で行われた。この日は2008年8月2日に亡くなった赤塚さんの命日。赤塚さん役を演じる俳優・浅野忠信は、「毎日、思っていることは、赤塚先生のお気持ちが僕だけ感じられているのかと思うと本当に嬉しくて、もっと面白いことができるようにと、先生にお祈りしている」と、“バカ”という名の“天才”赤塚さんになりきる幸せをかみしめた。相手役の女優・堀北真希は「この作品を通して先生や作品を知って、(赤塚さんに)お会いしたかった」と話し、「シェー」で赤塚さんを追悼した。
同作は、35年にわたって赤塚さんを担当した小学館の元編集者・武居俊樹氏が「赤塚先生へのラブレターのつもりで書きました」という著書『赤塚不二夫のことを書いたのだ!!』が原作。映画では『おそ松くん』や『天才バカボン』などの代表作を生み出した1960〜70年代の赤塚さんが描かれる。会見には、浅野、堀北のほか、共演の阿部力、いしだあゆみ、原作者の武居氏、佐藤監督が登壇した。
現在、撮影の真っ最中で、浅野は劇中では「バカボンのパパ」や「イヤミ」に扮するほか、セーラー服姿や股間に白鳥の頭を付けたバレリーナ姿を披露。「撮影に入る前の衣装合わせで、マトモでない衣装ばかり出てきてびっくりしましたが、撮影に入ってみると一番は全裸ですね」とニヤリ。浅野はなおも「『劔岳 点の記』のシリアスな真面目な役から今回、真逆の役で、最初は戸惑いがありましたが、いまはすっかり自分の羞恥心がなくなりつつある。ここ3日間はずっと全裸で撮影していた。全開で取り組んでいる」とすっかり赤塚さんになりきっている。
劇中衣装の学ラン姿で登壇した堀北は、「似合っているでしょう」と自信たっぷりに話したが、最初は「自分の知っている世界からは遠い、違う世界の話のようで、バカになるとか、シェーをするとか、すごく抵抗あった」という。撮影が進むに連れて変わっていった心境を「バカになる気持ちよさ知ってしまった感じで、毎日楽しく撮影しています。お芝居というよりはぎゃーとかワーとか叫んで走りまわっています。どんな映画になるのか、どんな自分になっているのか私自身も楽しみにしています」と話した。
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2010/08/02