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演出家のテリー伊藤が、キャラクタービジネスで“10億円を稼ぐ”プロジェクトの一部始終を収めたドキュメンタリー映画で、監督デビューを果たすことが21日、わかった。タイトルはズバリ『10億円稼ぐ』(11月20日公開)。テリーは「目指せ“キティちゃん”」を掲げ、「作品を観てくれた人たちに『誰にでもチャンスがある!』『お金儲けにも方程式がある』と感じでもらいたい」と自ら体験したことのすべてを映画に注ぎ込む。映画の劇場公開やその後のDVD化などもすべて“10億円稼ぐ”プロジェクトの一環という、前代未聞の映画が誕生する。
かねてから「映画を監督してみたいと思っていた」テリーは、「マイケル・ムーアのような社会性があるドキュメンタリーの内容よりも、ドキュメント・バラエティーに相応しい楽しくてバカバカしい題材を探していました」という。そこで思い付いたのが「お金儲け」。
テリーは自身のバイクを売って資金を作り、「ナニティーセブンオーハート」という“こうもり王国のプリンセス”をモチーフにしたオリジナルキャラクターを開発。「ハローワークス」と名付けた、自らも壁にぶつかり苦悩しているエイベックス所属のモデルやアーティストたちとともに、ライセンシーの営業まで、すべてをプロデュースした。
12の企業とTシャツや靴下などの商品化契約を締結し、国内流通大手のファッションセンターしまむら、GAL FIT、ドン・キホーテなどの店舗ですでに販売を始めているが、テリーは「僕らだって最初営業に行くときはドキドキしたし、約300社にアタックして何社も断られてきましたけれど、断られるのも面白いじゃないですか!(笑) でもこのプロジェクトを成功させるんだ!という強い気持ちと熱意をもって取り組みました」と振り返る。
さらに、米ロサンゼルスからラスベガスへ、世界最大級の展示会『LICENSING International Expo2009(ライセンシング・インターナショナル・エキスポ2009)』で“一切ヤラセなし”のガチンコ営業を敢行するなど、世界のバイヤーを相手に体当たりするテリーたちの姿をそのまま映し出す。
脚本はないが、プランに沿って2年半をかけて撮影された膨大なVTRは「約3万分はあると思う」。その中には成功者である『A BATHING APE』のデザイナー・NIGOからアドバイスを受け、テリーが奮い立った日の映像もあるそうだ。
テリーは、早くも「次は20億円稼ぎます。次の映画は『20億円稼ぐ』ってタイトルで決めてます(笑)。水野晴郎さんのシベリア超特急シリーズならぬ、“稼ぐ”シリーズにしたいですね!」と青写真を描く。
さらに、「菅首相や民主党や経済産業省の方々には見てもらいたいです(笑)。消費税をあげることよりも、こういった作品を観てもらって、若い人たちが外貨を獲得していく方が大切だと思ってます。いうなれば日本経済活性化プロジェクトですね。外国の映画賞を受賞するよりも、外国の人からお金をもらってくる方が、今は大切だと思っています」と気勢を上げていた。
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演出家のテリー伊藤が、キャラクタービジネスで“10億円を稼ぐ”プロジェクトの一部始終を収めたドキュメンタリー映画で、監督デビューを果たすことが21日、わかった。タイトルはズバリ『10億円稼ぐ』(11月20日公開)。テリーは「目指せ“キティちゃん”」を掲げ、「作品を観てくれた人たちに『誰にでもチャンスがある!』『お金儲けにも方程式がある』と感じでもらいたい」と自ら体験したことのすべてを映画に注ぎ込む。映画の劇場公開やその後のDVD化などもすべて“10億円稼ぐ”プロジェクトの一環という、前代未聞の映画が誕生する。
かねてから「映画を監督してみたいと思っていた」テリーは、「マイケル・ムーアのような社会性があるドキュメンタリーの内容よりも、ドキュメント・バラエティーに相応しい楽しくてバカバカしい題材を探していました」という。そこで思い付いたのが「お金儲け」。
テリーは自身のバイクを売って資金を作り、「ナニティーセブンオーハート」という“こうもり王国のプリンセス”をモチーフにしたオリジナルキャラクターを開発。「ハローワークス」と名付けた、自らも壁にぶつかり苦悩しているエイベックス所属のモデルやアーティストたちとともに、ライセンシーの営業まで、すべてをプロデュースした。
12の企業とTシャツや靴下などの商品化契約を締結し、国内流通大手のファッションセンターしまむら、GAL FIT、ドン・キホーテなどの店舗ですでに販売を始めているが、テリーは「僕らだって最初営業に行くときはドキドキしたし、約300社にアタックして何社も断られてきましたけれど、断られるのも面白いじゃないですか!(笑) でもこのプロジェクトを成功させるんだ!という強い気持ちと熱意をもって取り組みました」と振り返る。
さらに、米ロサンゼルスからラスベガスへ、世界最大級の展示会『LICENSING International Expo2009(ライセンシング・インターナショナル・エキスポ2009)』で“一切ヤラセなし”のガチンコ営業を敢行するなど、世界のバイヤーを相手に体当たりするテリーたちの姿をそのまま映し出す。
脚本はないが、プランに沿って2年半をかけて撮影された膨大なVTRは「約3万分はあると思う」。その中には成功者である『A BATHING APE』のデザイナー・NIGOからアドバイスを受け、テリーが奮い立った日の映像もあるそうだ。
テリーは、早くも「次は20億円稼ぎます。次の映画は『20億円稼ぐ』ってタイトルで決めてます(笑)。水野晴郎さんのシベリア超特急シリーズならぬ、“稼ぐ”シリーズにしたいですね!」と青写真を描く。
さらに、「菅首相や民主党や経済産業省の方々には見てもらいたいです(笑)。消費税をあげることよりも、こういった作品を観てもらって、若い人たちが外貨を獲得していく方が大切だと思ってます。いうなれば日本経済活性化プロジェクトですね。外国の映画賞を受賞するよりも、外国の人からお金をもらってくる方が、今は大切だと思っています」と気勢を上げていた。
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2010/07/22