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千原ジュニアがハリウッド大作の邦題“名付け親”に

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 お笑い芸人・千原ジュニアが、今夏公開のハリウッド大作『ヤギと男と男と壁と』の邦題の名付け親になっていたことが18日、わかった。ジョージ・クルーニー、ジェフ・ブリッジス、ユアン・マクレガー、ケヴィン・スペイシーなど、ハリウッドスターが豪華共演する話題作。千原は「僕がタイトルをつけたからには授業参観の親の気分で、たくさんの人に観てほしいと思いますね」としながらも、「洋画の邦題をつけるなんて、もちろん初めての経験ですごく疲れました」と“言葉選びのプロ”でも慣れない作業に苦戦したようだ。

千原ジュニアがスター共演大作洋画の名付け親に! 

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 CSチャンネル・NECOの番組『千原ジュニアの映画製作委員会』(隔週金曜 深夜1時〜)で邦題命名企画が実現。映画評論家のミルクマン斉藤氏からヒットの鍵を握る邦題のつけ方のレクチャーを受け、仕込み一切なしで、劇場、宣伝、買い付け担当が待ち受ける“本物”の宣伝会議でプレゼンテーションを行った。

 原題『The Men Who Stare at Goats』を直訳すると「ヤギをじっと見つめる男」だが、千原が考えた邦題案は『ヤギ!ヤギ!ヤギ!』『優しい戦場』『山羊と見つめる男たち』『山羊は地球を救う』『瞳に映る男たち』『クルーニー・ジョージのすべらない戦場』『山羊と男と男と壁と』。この中から、満場一致で選ばれたのが『ヤギと〜』。担当者たちは「自分たちでは考えつかないタイトルが出た!」と大満足だったという。

 千原は「このタイトルはもう一つの案(『ヤギ!ヤギ!ヤギ!』)と一緒に、見終わってすぐ考えつきました。全部で20個は考えましたよ。街を歩いていて自分でも目にするわけだから納得いくものにしたかった。それに、残るものだから責任重大ですね」と話している。

 同作は、ノンフィクションをベースに、公には存在しない米軍の超能力特殊部隊を描く型破りのエンタテインメント。彼らは見つめるだけでヤギを殺し、壁をも通り抜けることができた!? 念動力や透視力、予知能力、ついでにダンスもトレーニングし、必殺技の“キラキラ眼力”を鍛え抜く。“地球上から争いをなくすこと”、そのためだけに彼らは厳しい訓練を乗り越えるのだが……。この“超能力”を専門とする部隊は、いったいどのようにして生まれ、どのように歴史の陰に葬り去られたのか?

 8月14日(土)より東京・シネセゾン渋谷、シネ・リーブル池袋ほか全国順次公開。

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