俳優の市原隼人が4日、都内で行われたフジテレビ系新ドラマ『カラマーゾフの兄弟』(12日スタート、毎週土曜 後11:10)の制作発表会見に出席した。ロシアの文豪・ドストエフスキーの最高傑作を近代ロシアから現代日本に置き換え、独自にドラマ化。さまざまな作品で情熱的に役を演じてきた市原が、一転して本心を押し殺して生きてきたクールでニヒルな主人公に取り組んでおり、「人生で初めて感じるような緊張感のある現場を味わいました。参加できて、ものすごく光栄です」と思い入れたっぷりに話した。 同ドラマは、ある海沿いの町で起きる殺人事件で、“父殺し”の容疑をかけられた血のつながった息子たちの事件前、事件当日、その後の取り調べから真相解明までを描く中で、家族問題、息子たちの秘めた思いや葛藤、情熱が噴出していく心理ミステリー。
2013/01/04