映画館のスタッフが決定する『映画館大賞 2012』が31日、発表された。第4回を迎えた今年、審査員から圧倒的な支持を得て1位に輝いたのは、ナタリー・ポートマン主演のサスペンス『ブラック・スワン』。プロのバレーダンサーたちの壮絶な舞台裏を描いた作品が受賞した。2位には英国王・ジョージ6世(現エリザベス女王の父)の知られざる苦悩を描いた実話『英国王のスピーチ』、3位には奇才・園子温監督の『冷たい熱帯魚』が続いた。 同賞は全国の映画館スタッフの投票により“スクリーンで観てほしい”映画のベストテンを決めるべく、2009年にスタート。2010年12月から2011年11月末日までの公開作品を対象に、全国128館の独立系の映画館スタッフによる投票で、ベストテンを決定した。
2012/03/31