俳優・森山未來の主演、高良健吾との共演で、第144回芥川賞を受賞した西村賢太氏の小説『苦役列車』が映画化されることが2日、わかった。森山は、恋人も友人もいない、日雇い労働でその日暮らしをしている役どころに、「台本を読んだときに『モテキ』に続いて、またダメな男の役をやるんだ」と苦笑い。「2011年はこのダメ男で締めくくることにしました(笑)」と覚悟を決め撮影に臨んでいるようだ。 原作者の西村氏といえば、今年2月の芥川賞授賞式で「(一報を受けたとき)そろそろ風俗に行こうかなと思っていた…」という発言が話題になったことも記憶に新しい異端の作家。同作の主人公・北町貫多は西村氏自身の分身とも言われている。
2011/12/03