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『JIN-仁-』最新作、世界80ヶ国で放送決定〜放送前の契約成立は開局史上初

 TBSが開局60周年を記念し、17日からスタートする俳優・大沢たかお主演の人気医療ドラマ『JIN-仁-』(毎週日曜 後9:00〜)が、放送を目前に控え、すでに世界80ヶ国での放送が決定したことが12日、わかった。2009年に前作が放送され、最終回は平均視聴率25.3%を記録(ビデオリサーチ調べ・関東版)、同年の民放ドラマで最高視聴率をマークした。放送終了後もギャラクシー賞など国内外で高い評価を得て、すでに33冠を達成。今回の“完結編”は国内でも非常に高い関心が寄せられてきたが、海外で放送前から契約成立は開局史上初であり、日本を代表する作品の1つとなりそうだ。

人気ドラマ『JIN-仁-』が80ヶ国で放送決定 (C)TBS 

人気ドラマ『JIN-仁-』が80ヶ国で放送決定 (C)TBS 

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 昨年10月、フランスで開催された海外TV番組マーケットのバイヤーが選ぶ「カンヌMIPCOM・バイヤーズ・アワード」を受賞した同作。現段階で放送が決定しているのは、アメリカやヨーロッパ各国、ロシア、韓国などで、南米以外のほぼ全世界で放送される事となる。通常の連ドラは、全話放送後に海外での放送が始まることが一般的だが、同作は日本での放送6日後に台湾で、5月には香港、その後(7月予定)韓国、ヨーロッパ、北米にて順次放送を予定している。

 プロデューサーの石丸彰彦氏は「作品を一人でも多くの方に見て頂ける機会が増えたことに喜びを感じながら、今回の『完結編』を、精一杯、地に足をつけて頑張っていきたい」と気合十分。さらに、「いつの時代でも懸命に生きる事の大切さ、人が人を想う気持ちの美しさ、そして人の笑顔の輝き、そんな私達の誇れる日本の姿を伝える事ができれば」と、並々ならぬ熱意を寄せている。

 同作は、大沢演じる脳外科医・南方仁が現代から幕末へタイムスリップし、医術を通して幕末の英雄・坂本龍馬(内野聖陽)らと出会い、自身も激動の歴史の渦に飲み込まれていく壮大な医療ドラマ。前回の共演者である綾瀬はるか中谷美紀に加え、最新作には歌舞伎役者・市川亀治郎が坂本龍馬の盟友・中岡慎太郎を演じるほか、俳優・藤本隆宏、市村正親、そしてアーティスト・宮沢和史(THE BOOM)など、追加キャストも先日発表された。初回は2時間拡大での放送となり、果たしてどこまでの視聴率を記録するのか、俄然注目が高まる。

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