東野圭吾の長編ミステリーを映画化した『白夜行』(深川栄洋監督)が25日、『第23回東京国際映画祭』で特別招待作品として初上映され、主演の堀北真希、高良健吾、船越英一郎が舞台あいさつを行った。堀北は美貌をたてに、自分の手を汚さず周囲の人間を不幸に陥れる主人公・雪穂役で、究極の悪女に初挑戦。「好きな小説のひとつだった原作を具現化する緊張とプレッシャーはありましたが、素晴らしい映画になりました」と笑みを見せながらも、「どうやって役に近づいていったらいいのか、すごく悩みました。これも挑戦だと思って、がんばりました」と苦労した末の賜物であることをアピールした。
雪穂と運命をともにする幼なじみの少年・桐原亮司役の高良も「常に満たされない気分でいるのはきつかった」と撮影中を振り返り、「他人のことも自分のことも騙して生きている男の役をリアルに演じたかったというのもあるけど、クランクアップした時はとても嬉しくて…。これだけ辛い目にあえば、次からどんな役でも乗り越えられそう」と話した。
物語の発端となる質屋の店主が殺害された事件を担当した刑事・笹垣潤三役の船越は「キャリアの半分は犯人を追いかけています。サスペンスに人生を捧げているといってもいいくらい。いつも説明過剰なクサイ俳優なんだけど、今回はそういう部分をそぎ落とそう、そぎ落とそうとしていきました」と自らの新境地を語っていた。
原作小説は、2005年に舞台化、2006年にTBS系でドラマ化(綾瀬はるか、山田孝之らが出演)、2009年に韓国で映画化されているが、今回、脚本も手がけている深川監督は「作家・深川栄洋のまなざしを感じて欲しい」と話した。
映画『白夜行』は2011年1月29日(土)より全国で公開される。
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雪穂と運命をともにする幼なじみの少年・桐原亮司役の高良も「常に満たされない気分でいるのはきつかった」と撮影中を振り返り、「他人のことも自分のことも騙して生きている男の役をリアルに演じたかったというのもあるけど、クランクアップした時はとても嬉しくて…。これだけ辛い目にあえば、次からどんな役でも乗り越えられそう」と話した。
物語の発端となる質屋の店主が殺害された事件を担当した刑事・笹垣潤三役の船越は「キャリアの半分は犯人を追いかけています。サスペンスに人生を捧げているといってもいいくらい。いつも説明過剰なクサイ俳優なんだけど、今回はそういう部分をそぎ落とそう、そぎ落とそうとしていきました」と自らの新境地を語っていた。
原作小説は、2005年に舞台化、2006年にTBS系でドラマ化(綾瀬はるか、山田孝之らが出演)、2009年に韓国で映画化されているが、今回、脚本も手がけている深川監督は「作家・深川栄洋のまなざしを感じて欲しい」と話した。
映画『白夜行』は2011年1月29日(土)より全国で公開される。
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2010/10/25