2003年に大ブレイクした、中国の美女音楽ユニット・女子十二楽坊を卒業した主力メンバー3人が13日、新ユニット・Alive2として4年ぶりに日本の音楽業界に復活した。同日、都内でアルバム『Alive2〜Again〜』発売記念イベントを開き、インストカバーした「また君に恋してる」の原曲を歌った兄弟デュオ、ビリー・バンバンとの念願のコラボが実現。菅原孝がAlive2に「メンバーが3人から増えることはあるのかな？」と尋ねると「この二人（ビリー・バンバン）で決まり！」と即答。相思相愛で“男女混合楽坊”での活動にも意欲を燃やした。

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　Alive2は、2003年に日本デビューし、1stアルバム『女子十二楽坊〜Beautiful Energy〜』がいきなりミリオンヒット（累積売上166.1万枚）を記録した女子十二楽坊を卒業したマー・ジンジン（揚琴）、ジャン・リーチュン（二胡）、ジャン・シュアン（琵琶）の3人からなる新ユニット。シュアンは「女子十二楽坊とは一線を画す、それを超えられるような音楽を皆さんにお届けしたいと思いますので、ぜひもう一度私たちの音楽を聴いていただければと思います」と意気込みを語った。

　4年ぶりの日本での活動となったこの日、テクノと古楽器を融合した新曲「ファイア -Fire」をはじめ、日本のヒット曲メドレーや、映画『パイレーツ・オブ・カリビアン』の劇中曲メドレーなどを披露。ラストにビリー・バンバンとのセッションで「また君に恋してる」を披露し、会場のファンを魅了した。

　ボーカルの孝は「心が洗われました。リラックスしてふわっと自由な気持ちになった」と笑顔。弟の菅原進（ボーカル＆ギター）も「初めてなのにすごく懐かしい感じ。ときめきました」とセッションの成功を喜んだ。

　念願のコラボが実現したジンジンは「共演できて光栄。お兄さん（孝）は腰の手術をしたばかりなのに駆けつけてくれて、涙が出そう」と感謝しきりだった。