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俳優の水谷豊、及川光博が出演する人気ドラマシリーズの最新作『相棒 season9』(10月20日スタート テレビ朝日系)の初回ゲストとして、俳優の徳重聡が出演することが22日、わかった。徳重といえば、“21世紀の石原裕次郎”として、華やかで健康的なイメージの役どころが多かったが、今作では部下を射殺し警察を追われた元刑事というこれまでにない“ハード”な役どころに挑み、水谷&及川の“相棒”コンビと対決する。水谷との初共演に徳重は「本当に水谷さんの大きさと役の大きさとがダブりまして非常に楽しく、やりがいがありました」と感無量の様子。対する水谷も、徳重と“ダブらせ”ながら、在りし日の石原裕次郎との思い出を明かした。
今年で10年目を迎える“相棒”シリーズ。水谷演じる主人公・杉下右京の天才的な推理はもちろん、2シーズン目を向かえる及川演じる神戸尊とのコンビネーションにも磨きがかかり、人気刑事ドラマとしてすっかり定着している。待望の最新シリーズ第1話で徳重が演じる上遠野(かどの)隆彦は、5年前にSAT(特殊急襲部隊)の演習中にパニックに陥り銃を乱射した部下を射殺、その後警察を追われてしまう過去を持つ謎の男を演じる。右京と神戸が追う事件に影のように潜む上遠野と息詰まる攻防が繰り広げられる。
先ごろ撮影を無事終えた徳重は「今回はお2人と対峙し、対決するというイメージだったのですが、実際に脚本を読んでみると必ずしもそうではなく、むしろ心の中で右京さんに助けを求めている、人間の深さみたいなものを感じました」と振り返る。そんな徳重の芝居に水谷も「とてもハードな役なんだけど、最後に甘い切なさがふっと出るところがありましてね。それが徳重さんなんだなと。これはとても良かったですね」と評した。
水谷といえば、石原裕次郎主演の伝説的な刑事ドラマ『太陽にほえろ!』(日本テレビ系)の第1話にゲスト出演した経緯があり、“21世紀の裕次郎”である徳重との共演に「そのことは、ふと想像しましたね。石原裕次郎さんは誰とも比べられないぐらいビッグな方でしたから。(2代目と言われている)徳重さんもこれからものすごくいいものがどんどん出てくる、いい役者さん、俳優さんになる要素がたくさんあるな、と。とても楽しみです。これからもチャンスがあったら、またご一緒したいと、そう思わせてくれる方ですね」と感慨深げに語った。
節目となる10年目も“攻め”の姿勢でスタートする『相棒』。今後の展望について及川は「『相棒』ファンに愛され、視聴者の皆さんに支持されれば、形を変えて、ずっと続いていくんじゃないですかね」と語れば、水谷は「予測がつかないんですね。でも、ドクターストップという言葉がありますよね。どこかで神様が見ていて“ゴッドストップ”というのがあるんじゃないか、と(笑)。それまでどうなっていくか、わからないと思っていまして」と“神のみぞ知る”という含みを持たせた。年末には『相棒―劇場版II―』の公開も控えており、今後も目が離せない展開となりそうだ。
⇒ 旧相棒・寺脇康文から最新作まで! 写真で振り返る『相棒』シリーズ
俳優の水谷豊、及川光博が出演する人気ドラマシリーズの最新作『相棒 season9』(10月20日スタート テレビ朝日系)の初回ゲストとして、俳優の徳重聡が出演することが22日、わかった。徳重といえば、“21世紀の石原裕次郎”として、華やかで健康的なイメージの役どころが多かったが、今作では部下を射殺し警察を追われた元刑事というこれまでにない“ハード”な役どころに挑み、水谷&及川の“相棒”コンビと対決する。水谷との初共演に徳重は「本当に水谷さんの大きさと役の大きさとがダブりまして非常に楽しく、やりがいがありました」と感無量の様子。対する水谷も、徳重と“ダブらせ”ながら、在りし日の石原裕次郎との思い出を明かした。
今年で10年目を迎える“相棒”シリーズ。水谷演じる主人公・杉下右京の天才的な推理はもちろん、2シーズン目を向かえる及川演じる神戸尊とのコンビネーションにも磨きがかかり、人気刑事ドラマとしてすっかり定着している。待望の最新シリーズ第1話で徳重が演じる上遠野(かどの)隆彦は、5年前にSAT(特殊急襲部隊)の演習中にパニックに陥り銃を乱射した部下を射殺、その後警察を追われてしまう過去を持つ謎の男を演じる。右京と神戸が追う事件に影のように潜む上遠野と息詰まる攻防が繰り広げられる。
先ごろ撮影を無事終えた徳重は「今回はお2人と対峙し、対決するというイメージだったのですが、実際に脚本を読んでみると必ずしもそうではなく、むしろ心の中で右京さんに助けを求めている、人間の深さみたいなものを感じました」と振り返る。そんな徳重の芝居に水谷も「とてもハードな役なんだけど、最後に甘い切なさがふっと出るところがありましてね。それが徳重さんなんだなと。これはとても良かったですね」と評した。
水谷といえば、石原裕次郎主演の伝説的な刑事ドラマ『太陽にほえろ!』(日本テレビ系)の第1話にゲスト出演した経緯があり、“21世紀の裕次郎”である徳重との共演に「そのことは、ふと想像しましたね。石原裕次郎さんは誰とも比べられないぐらいビッグな方でしたから。(2代目と言われている)徳重さんもこれからものすごくいいものがどんどん出てくる、いい役者さん、俳優さんになる要素がたくさんあるな、と。とても楽しみです。これからもチャンスがあったら、またご一緒したいと、そう思わせてくれる方ですね」と感慨深げに語った。
節目となる10年目も“攻め”の姿勢でスタートする『相棒』。今後の展望について及川は「『相棒』ファンに愛され、視聴者の皆さんに支持されれば、形を変えて、ずっと続いていくんじゃないですかね」と語れば、水谷は「予測がつかないんですね。でも、ドクターストップという言葉がありますよね。どこかで神様が見ていて“ゴッドストップ”というのがあるんじゃないか、と(笑)。それまでどうなっていくか、わからないと思っていまして」と“神のみぞ知る”という含みを持たせた。年末には『相棒―劇場版II―』の公開も控えており、今後も目が離せない展開となりそうだ。
⇒ 旧相棒・寺脇康文から最新作まで! 写真で振り返る『相棒』シリーズ
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2010/09/23