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　今年デビュー10周年を迎えたミクスチャーバンド・SBK（スケボーキング）が、公式サイトで活動休止を示唆するメッセージを綴っていることが17日までにわかった。6月25日に10年間の軌跡を辿るライブをDragon Ashと行うが、ボーカルのShigeoは同サイトで「今後のリリースやライブの予定はなく、事実上LAST LIVEになる可能性があります。まだ決定はしていませんが、その結果をLIVE会場でお知らせすることになると思います」と綴っている。

　その理由についてShigeoは、「現状、メンバー個々の活動状況とバンド運営のバランスがまとまらず、バンドの存続には非常にシビアな状況です。メンバー同士の関係やモチベーションは決して悪くは無いのですが、一度ここいらでバンドを良い意味で清算すべき意見と、このまま続けて行く意見に2分して揺れています」と、揺れる心情を吐露。

　10年の間には4年間の休止があり、2008年に復活後も新譜を発表しないまま2年が過ぎるなど「胸を張って10年とは言えませんがw」と自虐的な面もみられるが、メッセージの最後には、「10年支えてくれた皆様に御会いして僕らの軌跡を辿り、一緒に祝って頂ければ幸いです。是非皆様でいらしてください、心よりお待ちしています」と結んでいる。

　SBKは1995年に結成。当時では珍しい、ラップスタイルのボーカルと生楽器を融合したバンドとして注目を集め、2000年2月に『スケボーキング SUPER BEST』でメジャーデビュー。2003年の大晦日ライブを最後に一時活動を休止したが、個々の活動を経て、2008年に再始動していた。


　SBK｜スケボーキング