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　1965年に結成され、1972年に『恐怖の蠍団』（原題『Lonesome Crow』）でデビューしたドイツのロックバンド、スコーピオンズが公式サイト24日付のニュースで、3月に発表する最新アルバムと5大陸をまわるワールドツアーを最後に活動を終わらせると、発表した。ツアーについては、数年をかけて行われるとしており、現在は6月までのスケジュールが公開されている。

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　サイトには、「ファンのみんなへ向けた重要なメッセージ」と題されたニュースが24日付で配信。「We want to end the Scorpion’s extraordinary career on a high note. 」と、バンドが最高である状態で終わらせたいと思っていることを説明した。「情熱はまだあるという事実に非常に感謝しています」としており、決して、パッションを失ったわけではないことをアピール、3月に発表される新作にキャリア最高傑作という手ごたえを感じたことなども触れている。

　スコーピオンズは、ギタリストにルドルフ・シェンカーとマイケル・シェンカーの兄弟が在籍していたことでも知られる。また、1978年に来日した際に、滝廉太郎作曲の「荒城の月」を披露したことも有名で、その時の音源はライブ盤『蠍団爆発』(原題『TOKYO TAPE』)として発表されている。なお、2007年6月には『蠍団の警鐘-ヒューマニティー:アワー1』が発売された。