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　フィギュアスケーターの安藤美姫が映画『COACH コーチ　40歳のフィギュアスケーター』（室 希太郎監督）で初めて映画に出演することが16日、わかった。安藤の役どころは“ミステリアスなスケーター”で、主人公を演じた安藤の元サポートコーチ・西田美和と一緒に滑るシーンがあるという。

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　同作は40歳のフィギュアスケーター・倉内美和が、かつての夢であるオリンピックを目指す物語。美和を演じる西田は、現在も活躍している現役最年長プロフィギュアスケーターで、過去にはユニクロのCMに出演したこともある人物。そんな彼女を主役に据え、ライバルのフィギュアスケーター役に時東ぁみ、元恋人に金子昇、美和のコーチ役で怪演ぶりをみせ、ドラマ・バラエティでも大人気の平泉成らが脇を固める。

　また、作品には安藤のほか4名のメダリストが出演。日本人初のメダリスト、77年世界選手権3位の佐野稔は解説者役で登場するほか、2006年トリノ五輪金メダリストの荒川静香、1992年アルベールビル五輪銀メダリストの伊藤みどりは、それぞれ実際の競技映像から提供されたイナバウアーや、ジャンプを披露した場面が本編で使用された。なお、同作の収益の一部は、スケート関連団体へ寄付される。

　『COACH コーチ　40歳のフィギュアスケーター』は2010年2月公開。