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　麻薬取締法違反（使用）で起訴されていた俳優の押尾学被告が8月31日、拘留されていた都内の警視庁三田署から保釈された。この日の午後3時過ぎに、保釈保証金の400万円が納付されたことが確認されると同署には、台風の影響による豪雨にもかかわらず150人ほどの報道陣がスタンバイ。午後6時16分、ようやく姿をみせた押尾被告は「このたびは、ご迷惑をおかけして申し訳ありませんでした」と深々と頭を下げて謝罪した。

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　押尾被告の保釈の瞬間を報じようと同署には連日、報道陣が張り込む状況が続いていた。この日も早朝から報道陣が待ち構え、午後にはさらにその数が増えた。動きがあったのは午後3時ごろ。予想以上の人数が殺到したことから同署関係者が「（保釈時には）改めてアナウンスをします」と話し、その後4時過ぎには保釈に必要な『保釈指揮書』が届いたことなどから、規制線が敷かれ緊張感が高まった。

　そして午後6時前、保釈時に押尾被告が乗る予定のワンボックスカーが署内の駐車場に到着すると現場は騒然。しばらくして、無数のフラッシュがたかれるなか押尾被告が姿をみせて謝罪した。事前に弁護士サイドから「囲み取材は絶対に出来ない」という申し入れがあったことから、押尾被告は報道陣からの「何故女性を置き去りにしたのですか？」などの声掛けにも、表情を変えることなく無言。すぐさま車に乗り込み同署を後にするも、およそ50メートル離れた交差点のど真ん中にまで、押尾被告が乗る車を追いかけるカメラマンが殺到した。