映画『クローズド・ノート』舞台挨拶での不機嫌対応で波紋を広げている沢尻エリカが4日、テレビ朝日系『スーパーモーニング』のインタビューに応じ、真相を激白。「あの日の行動ですべてをぶち壊してしまった」と泣き崩れた。
赤江珠緒キャスターによるインタビューは、当初は騒動のきっかけとなった舞台挨拶の直後に行われる予定だったが、体調不良を理由に急遽キャンセル。その顛末を1日(月)の番組内で赤江が報告、再度のインタビュー依頼をカメラを通して行ったところ、直接沢尻から電話があり、今回のインタビューが実現した。
何も語らなかった舞台挨拶での核心について「原因はあります。ただ、私情を持ち込んでしまったという事実が問題で、原因は問題ではないと思っています。その事実について謝罪します」と語った。
映画宣伝のための取材では、何度も同じことを聞かれるというのはよくあることだが、「それは、あったとしてもプロとしてはあってはならないことですよね」と反省の面持ちで21歳の彼女はその疲弊感を素直に認めた。ちなみに今回の取材は150本以上にも及んだという。「ファン(カメラ)の前であの姿を見せたこと。あってはならないことだと後悔、自分でもサイテーだったなって思います」。
また、ホームページの謝罪文での内容にも触れ、「そのままの気持ちを書いた」として100%自分に非があることを改めて認めた。
さらに、小学校6年生のときに安室奈美恵に憧れてデビューを目指したこと、いつからか女優を目指すようになったことなど、2時間にも及んだインタビューの最後、ファン、関係者に伝えたいことを改めて聞かれると空気は一転。10分以上もの沈黙が続く中、あふれる涙を抑えながら、「あの日のあの行動ですべてをぶち壊してしまった…。スタッフや……いろんな人の期待を裏切ってしまった」と泣き崩れ、最後には赤江キャスターももらい泣きした。
なお、騒動の原因となった核心については語らなかったが、まだ、彼女は21歳の女優。大人と子供の一面をまさに揺れ動いている感じが見受けられた。今後は、今回の騒動を女優としての経験として活かしていくことができるかどうかが注目される。
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2007/10/04