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カンニング竹山「相方と漫才で復帰したかった」

 “怒鳴り漫才”で人気をつかんだお笑いコンビ、カンニングの中島忠幸(なかしまただゆき)さんが12月20日(水)午前11時46分、白血病ウイルス性肺炎のため死去した。このことを受け、相方の竹山隆範が21日(木)午前、東京・四谷のサンミュージックで会見を開いた。

 「(白血病発覚から)時間があったので覚悟はしていましたが、心から復帰を願っていただけに、本当に残念です」。優しい目をする竹山だが、この日はいつもの笑顔はなかった。地元・福岡県の小学校の同級生である2人は、今年でコンビ結成13年目。「あいつ(中島)がいたから、こうして芸能界で仕事ができたんです」。

 中島さんは、難病を患いながらも一昨年結婚した妻、今年2歳になる息子、そしてブラウン管の先で一人奮闘する“相方”のために・・・「復帰する!」との想いで、臍帯血(さいたいけつ)移植や化学療法で治療に専念。今年8月には寛解(かんかい=白血病の細胞を消滅させる)し退院。しかし、先月中旬に、白血病が再発。2人がやりたがった“漫才ライブ”での復帰は、ついに叶わぬ夢となってしまった。

 竹山が最後に彼の姿を見たのは、20日の午前。後輩芸人と共に病室を訪れた後、仕事場に向かい、数時間後に訃報を聞いたという。「奥さん、子供がいたからここまで頑張れたのだと思う。これからも“カンニング竹山”という名前で、活動していきたい」と、複雑な表情を浮かべながら、力なく報道陣の質問に答えた。

 関係者によると、白血病発覚直後に、同じ病気にかかっていた故・本田美奈子.さんから直筆の手紙が送られ、その後数度やり取りしていたことも明らかになった。なお、竹山は今日深夜3時から放送されるTBSラジオの生放送番組『JUNK2 カンニング竹山 生はダメラジオ』で、ファンに直接メッセージを伝える。


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