2025年度前期の連続テレビ小説『あんぱん』(3月31日スタート 月~土 前8:00 NHK総合 ※土曜日は1週間の振り返り/月~金 前 7:30 NHK BS、BSプレミアム4K)。今回は、ヒロイン・朝田のぶを演じる今田美桜にインタビュー。大役を務める心境や、のちに夫婦となる柳井嵩役の北村匠海への印象などを改めて語ってくれた。 中園ミホ氏が手掛ける第112作目の連続テレビ小説は、アンパンマンを生み出したやなせたかしと妻・暢の夫婦をモデルに描く。生きる意味も失っていた苦悩の日々と、それでも夢を忘れなかったヒロイン・朝田のぶ(今田)と柳井嵩(北村)の人生。何者でもなかった2人があらゆる荒波を乗り越え、“逆転しない正義”を体現したアンパンマンにたどり着くまでの道のりを通じて、生きる喜びが全身から湧いてくるような愛と勇気の物語を届ける。 クランクインから約半年、放送を直前に控えたタイミングで取材に応じた今田。大勢の報道陣を前にして「もう半年も経ったんだなというくらいあっという間ですね。現場の雰囲気もあり、とてもナチュラルに撮影できていて、毎日自然とのぶになれている気がしています。たまに現場でも話すんですけど『もう半年か…』『あと半年しかないね』って。それくらい毎日充実した撮影期間を過ごせていて。それだけ全身全霊で臨めているのは、やはりキャストの皆様、スタッフの皆様のおかげだなと日々、感じています」と笑顔を浮かべた。 周囲からの反響も大きいようで「家族もすごく喜んでくれてうれしかったですし、同時に誇らしい気持ちになりました」と白い歯を見せつつ「撮影が一年間以上も続き、半年間毎朝放送されるというのは他にない。皆さんが朝の忙しい時間に見てくれることもすごいなと思うんです。その作品に主人公として出させていただけるというのは、とても光栄ですし、その責任感をもって挑みたい」と改めて気を引き締めた。
2025/03/29