日本映画製作者連盟が30日に発表した2024年全国映画概況によると、2024年に国内で上映された映画の興行収入は、約2069億円。前年と比べて144億円の減少(前年比93.5%)となった。しかし、その内訳をみると、邦画の興行収入は1558億円で、前年より76億円増加(前年比105%)し、興行収入を発表するようになった2000年以降、1位だった2016年(1486億円)を大きく上回り、歴代最高記録を更新した。一方で、洋画は興行収入 511億円で、前年より221億円も減少(前年比69.8%)した。 公開本数は、邦画685本(前年比+9本)、洋画505本(前年比-51本)で、合計1190本(前年比-42本)。その中で、興行収入が10億円以上だった作品は、邦画31本(前年比-3本)。興行収入50億円以上の作品は7本(前年比 +2本)、100億円以上は2本(前年と同じ)。上位10作品のうち6作品がアニメだった。洋画で10億円超えは10本(前年比-5本)で、50億円以上の作品1本(前年比-1本)、100億円以上はゼロ(前年比-1本)だった。
2025/01/30