動画配信サービス「Netflix」で独占配信中の『イカゲーム』シーズン2。12月26日より世界配信されるや、Netflix週間グローバルTOP10(非英語シリーズ)にて1位を獲得するほか、世界93の国・地域で国内TOP10(シリーズ)1位を達成。SNSでは、すでに発表されているシーズン3の配信開始を待ち望む声も上がっている。
このたび、“イカれたゲーム”を指揮するフロントマンや、プレイヤーを管理し、制裁を加えるピンクガード、人々をゲームへと誘う謎のスカウトマンら“運営側”の葛藤や仮面の下に隠された心情が明かされる特別映像が解禁となった。プレイヤーを絶望へと突き落す残虐さの裏にある、思わず共感し、応援したくなってしまうような存在としての魅力をキャストや監督が語っている(※この記事は一部、シーズン2のネタバレを含みます)。
本作は、膨大な借金や深刻なトラブルにより人生をあきらめかけた者たちが、“人生一発逆転”できるほどの高額賞金を懸け、<子どもの遊び>になぞらえた「負けたら即死」のゲームに巻き込まれていく、世界的メガヒットのサバイバルスリラー。
シーズン1で、人生詰みかけだった気弱な男ソン・ギフン(演:イ・ジョンジェ)がゲームで優勝してから3年後――ギフンは、謎に満ちたゲームの支配人フロントマン(演:イ・ビョンホン)の正体を明らかにし、イカれたゲームに終止符を打つことを決意する。
シーズン2では、フロントマンことイノが正体を隠してプレイヤーに紛れ込んでいたり、失格となったプレイヤーを裁くピンクガードがどのように集められているのかが明かされたりと、“運営側”の物語も主軸の一つとして描かれている。
解禁された映像では、イ・ビョンホンやピンクガードのノウル役パク・ギュヨン、スカウトマン役のコン・ユらの撮影風景と共に、彼らが演じる敵陣の隠された素顔が明かされている。
地下鉄で人々に甘い話を持ち掛け、ゲームへ誘うスカウトマン。シーズン2のはじまりは、黒幕の手がかりを握るスカウトマンと彼を追うギフンの一騎打ちから始まる。しわ一つないスーツを身にまとい、親切なフリをして困窮する人に近づくスカウトマンは、演じるコン・ユが「謎めいた人物だ。彼の人物像を明かし過ぎると魅力が半減すると僕と監督の両方が感じていた。つまりはサイコパスだ」と解説するように謎に包まれており、物語の中ではパンよりも宝くじを選択した困窮する人の目の前で、大量のパンを踏みつけるサイコパスぶりも。
イ・ジョンジェは「あの役に命を吹き込み、薄気味悪い男に仕立てたのはコン・ユのすばらしい功績だ。薄気味悪さの背景にある恐ろしくてユーモラスな面を実に巧みにつかんでた」とスカウトマンの抱える狂気と闇を見事に表現するコン・ユの演技を絶賛。コン・ユ自身もスカウトマン役に特別な思い入れがあるそうで「悪役を演じるのが夢だったので待ったかいがあった。監督は僕の願いを知っていたかのようだ。初の悪役だから本作のどの登場人物よりもスカウトマンを好きになった」と明かしている。
また、ノウルはこれまで謎に包まれていたピンクガードの存在を深堀する重要な存在。ファン・ドンヒョク監督は「シーズン1が世界観の紹介なら、シーズン2と3では兵士の世界を掘り下げたかった。誰がプレイヤーで誰が衛兵になるのか、決めるのはスカウトマンだ。プレイヤーに見える人間が兵士と分かれば楽しい驚きになる」と、ピンクガードもまた、スカウトマンによって集められた人生崖っぷちの人々であると明かす。
パク・ギュヨンは「シーズン2では(ピンクガードの)仮面の裏の物語や感情を垣間見れる役が登場する。その役を演じられてゾクゾクした。ノウルは人生で希望を失った者たちを苦痛を感じさせずにあの世に送ろうと考えるの。自分と同じ深い苦悩に直面した人々の痛みを和らげるためなの」とノウルがピンクガードとしてゲームに参加する理由を解説。一見、残忍な人物に見えるキャラクターにもそれぞれの“正義感”や“良心”がある重厚な人間ドラマもシーズン2では描かれているという。
ギフンの宿敵であり、自身もゲームの参加者だった過去をもつフロントマンも単なる悪役ではなく自身の複雑な感情と葛藤している。シーズン2では、ゲームを阻止するべく現れたギフンを止めるためプレイヤーとしてゲームに参加。監督は「ギフンをどん底におとすため、イノは彼と同じ道を選び追い込むんだ。でも心の底には人間らしさが残ってると僕は考えてる。自分のしたことへの後悔や同情もあるのかも」とフロントマンの心情を代弁。
また、「シーズン2からシーズン3に続く本筋はイノとギフンの衝突だ。乱闘ではなく主義の衝突だね。イノは人が利己主義だと証明したくて、ギフンはそれが間違いだと言いたい」と語り、今後配信を控えるシーズン3では2人の対決がさらに激化していくことを予感させる。
イ・ビョンホンは「もともとイノはイカゲームにプレイヤーとして入った。だからゲームに参加しているほかのプレイヤーと恐らくはあまり変わらないんだ。だが、いろいろあり彼は多くの点で変わった。明確な目的があるが、人間らしさが残ってるので事あるごとに感情のせめぎ合いを感じてるはずだ」と話している。
シーズン1では描かれなかった、黒幕側の葛藤や事情も垣間見えるシーズン2。ゲームの勝敗の行方やプレイヤーたちの命運だけでなく、運営側の物語からも目が離せない。フロントマンはギフンたちプレイヤーの感情を揺さぶり、“分断”や“対立”を仕掛けていくのか、楽しみだ。
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【動画】キャスト&監督がシーズン2シーンを振り返る特別映像
このたび、“イカれたゲーム”を指揮するフロントマンや、プレイヤーを管理し、制裁を加えるピンクガード、人々をゲームへと誘う謎のスカウトマンら“運営側”の葛藤や仮面の下に隠された心情が明かされる特別映像が解禁となった。プレイヤーを絶望へと突き落す残虐さの裏にある、思わず共感し、応援したくなってしまうような存在としての魅力をキャストや監督が語っている(※この記事は一部、シーズン2のネタバレを含みます)。
本作は、膨大な借金や深刻なトラブルにより人生をあきらめかけた者たちが、“人生一発逆転”できるほどの高額賞金を懸け、<子どもの遊び>になぞらえた「負けたら即死」のゲームに巻き込まれていく、世界的メガヒットのサバイバルスリラー。
シーズン1で、人生詰みかけだった気弱な男ソン・ギフン(演:イ・ジョンジェ)がゲームで優勝してから3年後――ギフンは、謎に満ちたゲームの支配人フロントマン(演:イ・ビョンホン)の正体を明らかにし、イカれたゲームに終止符を打つことを決意する。
シーズン2では、フロントマンことイノが正体を隠してプレイヤーに紛れ込んでいたり、失格となったプレイヤーを裁くピンクガードがどのように集められているのかが明かされたりと、“運営側”の物語も主軸の一つとして描かれている。
解禁された映像では、イ・ビョンホンやピンクガードのノウル役パク・ギュヨン、スカウトマン役のコン・ユらの撮影風景と共に、彼らが演じる敵陣の隠された素顔が明かされている。
地下鉄で人々に甘い話を持ち掛け、ゲームへ誘うスカウトマン。シーズン2のはじまりは、黒幕の手がかりを握るスカウトマンと彼を追うギフンの一騎打ちから始まる。しわ一つないスーツを身にまとい、親切なフリをして困窮する人に近づくスカウトマンは、演じるコン・ユが「謎めいた人物だ。彼の人物像を明かし過ぎると魅力が半減すると僕と監督の両方が感じていた。つまりはサイコパスだ」と解説するように謎に包まれており、物語の中ではパンよりも宝くじを選択した困窮する人の目の前で、大量のパンを踏みつけるサイコパスぶりも。
イ・ジョンジェは「あの役に命を吹き込み、薄気味悪い男に仕立てたのはコン・ユのすばらしい功績だ。薄気味悪さの背景にある恐ろしくてユーモラスな面を実に巧みにつかんでた」とスカウトマンの抱える狂気と闇を見事に表現するコン・ユの演技を絶賛。コン・ユ自身もスカウトマン役に特別な思い入れがあるそうで「悪役を演じるのが夢だったので待ったかいがあった。監督は僕の願いを知っていたかのようだ。初の悪役だから本作のどの登場人物よりもスカウトマンを好きになった」と明かしている。
また、ノウルはこれまで謎に包まれていたピンクガードの存在を深堀する重要な存在。ファン・ドンヒョク監督は「シーズン1が世界観の紹介なら、シーズン2と3では兵士の世界を掘り下げたかった。誰がプレイヤーで誰が衛兵になるのか、決めるのはスカウトマンだ。プレイヤーに見える人間が兵士と分かれば楽しい驚きになる」と、ピンクガードもまた、スカウトマンによって集められた人生崖っぷちの人々であると明かす。
パク・ギュヨンは「シーズン2では(ピンクガードの)仮面の裏の物語や感情を垣間見れる役が登場する。その役を演じられてゾクゾクした。ノウルは人生で希望を失った者たちを苦痛を感じさせずにあの世に送ろうと考えるの。自分と同じ深い苦悩に直面した人々の痛みを和らげるためなの」とノウルがピンクガードとしてゲームに参加する理由を解説。一見、残忍な人物に見えるキャラクターにもそれぞれの“正義感”や“良心”がある重厚な人間ドラマもシーズン2では描かれているという。
ギフンの宿敵であり、自身もゲームの参加者だった過去をもつフロントマンも単なる悪役ではなく自身の複雑な感情と葛藤している。シーズン2では、ゲームを阻止するべく現れたギフンを止めるためプレイヤーとしてゲームに参加。監督は「ギフンをどん底におとすため、イノは彼と同じ道を選び追い込むんだ。でも心の底には人間らしさが残ってると僕は考えてる。自分のしたことへの後悔や同情もあるのかも」とフロントマンの心情を代弁。
また、「シーズン2からシーズン3に続く本筋はイノとギフンの衝突だ。乱闘ではなく主義の衝突だね。イノは人が利己主義だと証明したくて、ギフンはそれが間違いだと言いたい」と語り、今後配信を控えるシーズン3では2人の対決がさらに激化していくことを予感させる。
イ・ビョンホンは「もともとイノはイカゲームにプレイヤーとして入った。だからゲームに参加しているほかのプレイヤーと恐らくはあまり変わらないんだ。だが、いろいろあり彼は多くの点で変わった。明確な目的があるが、人間らしさが残ってるので事あるごとに感情のせめぎ合いを感じてるはずだ」と話している。
シーズン1では描かれなかった、黒幕側の葛藤や事情も垣間見えるシーズン2。ゲームの勝敗の行方やプレイヤーたちの命運だけでなく、運営側の物語からも目が離せない。フロントマンはギフンたちプレイヤーの感情を揺さぶり、“分断”や“対立”を仕掛けていくのか、楽しみだ。
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【動画】キャスト&監督がシーズン2シーンを振り返る特別映像
2025/01/07