■『Yogibo Presents RIZIN.49』試合前インタビュー（29日・都内ホテル）
　第4試合で矢地祐介を相手にMMAデビューする桜庭大世が、「楽しみです。緊張とワクワクのどっちもあります」と笑顔で意気込みを語った。

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　父親の桜庭和志と同様に、試合を目前に控えてもリラックスした笑顔が印象的な大世。今年の夏に大みそかデビューが発表されたが、「RIZINの大みそかという外国人ファイターも知っている大きな舞台で、出場を目指して僕より頑張ってる格闘家のなかには、自分が飛び級で出場することに思うところのある人もいると思います」と周囲の反響についてコメント。

　そのうえで「良くも悪くも結果で黙らせられるのが格闘技。勝てば何も言えないだろうし、頑張ろうと思っています」と静かに闘志を燃やすが、「負けたらただのバカ息子で終わってしまう」と笑顔で自虐した。

　デビューを目前に控え、父親に対しての感情は「思うところがある」と変化が出ているようで、父がファンを喜ばせてきた入場シーンについても「いずれはプロとしてそういうことも考えていきたい」と継承の可能性を示唆。入場曲について「楽しみにしていてください」とニヤリとした。

　目標とするファイターは「桜庭和志」と断言。そして「プロはどれだけ人の心を動かせるのかが大事だと思うので、そこを意識してやっていこうと思っています」とフレッシュに気合を込めた。