作家・吉田修一氏が、3年間、歌舞伎の黒衣をまとい、楽屋に入った経験を血肉にし、書き上げたこん身の小説を、吉沢亮主演、横浜流星共演で映画化した『国宝』が、来年(2025年)6月6日に全国公開される。監督は、『フラガール』(2006年)、『悪人』(10年)などの李相日。本編映像を使用した予告編、ポスタービジュアルが初解禁された。
本作は、任侠の一門に生まれながらも、歌舞伎役者の家に引き取られ、芸の道に人生を捧げ、世界でただひとりの存在“国宝”となるまで、主人公・喜久雄(吉沢)の50年を描いた壮大な一代記。
任侠出身の喜久雄は、15歳のときに父親を亡くし、天涯孤独となった。そんな喜久雄を家に引き取ったのは、喜久雄の天性の才能を見抜いた上方歌舞伎の名門の当主・花井半二郎(渡辺謙)だった。歌舞伎という新しい世界を知った喜久雄は、半二郎の跡取り息子で名門の御曹司・俊介(横浜)と兄弟のように育てられ、親友として、ライバルとして、ともに芸を磨き、青春を捧げていた。
「代役は喜久雄で行く」。事故で入院した半二郎から、喜久雄と俊介に突如告げられた思いがけない言葉。看板役者・花井半二郎の当たり役である名作「曽根崎心中」のお初に選ばれたのは喜久雄だった。跡取り息子の俊介ではなく、血筋でない喜久雄を選ぶというのだ…。その一言が2人の運命を揺るがし、周囲の人生をも翻ろうしていく―ー。
「本物の役者になりたい」。壊れ始める、喜久雄と俊介の関係。涙ながらに訴える、俊介の想いとは―ー。
「神様と話してたんとちがう。悪魔と取引してたんや―」。その才能ゆえに周囲の人生をも翻ろうし、それでも芸に身を捧げていく喜久雄。この悪魔の取引には、いったいどんな意味をもっているのか。
「どんなにつらいことがあっても、あんたは芸で勝負していくんや」。裏切り、失望、苦難、自暴。2人を取り巻く周りの人物との関係が、音を立ててガラガラと壊れ始めていく。それでもなお、喜久雄は全てを掛けて芸に挑み、頂点へと昇っていく。
ポスタービジュアルの撮影を担当したのは、写真家の操上和美氏。クランクアップの翌日、喜久雄としての役がまだ抜けていない中での撮影となった。吉沢の、揺らぎのないまっすぐな目。その目の下には、正義や勇気を表す赤い紅隈を彷彿とさせる化粧がほどこされ、何かを心に決めたような、喜久雄の強い意志が感じられるビジュアルになっている。
さらに、横浜、渡辺の劇中ソロビジュアルも解禁となった。横浜演じる歌舞伎界名門の御曹司・大垣俊介は、幼い頃から将来を約束され、役者として順風満帆な人生を歩んできたが、この後、大きく運命が狂っていく。渡辺演じる歌舞伎役者・花井半次郎は、優しくも鋭いまなざしをある人物に向けるシーンから。その目は何を見つめ、半二郎は何を感じているのか。
本作には、吉沢、横浜、渡辺のほか、高畑充希、寺島しのぶ、田中泯、森七菜、見上愛、永瀬正敏、宮澤エマ、黒川想矢、越山敬達、三浦貴大、嶋田久作らが出演する。
★YouTube公式チャンネル「ORICON NEWS」
【動画】2025年注目作『国宝』予告編
本作は、任侠の一門に生まれながらも、歌舞伎役者の家に引き取られ、芸の道に人生を捧げ、世界でただひとりの存在“国宝”となるまで、主人公・喜久雄(吉沢)の50年を描いた壮大な一代記。
任侠出身の喜久雄は、15歳のときに父親を亡くし、天涯孤独となった。そんな喜久雄を家に引き取ったのは、喜久雄の天性の才能を見抜いた上方歌舞伎の名門の当主・花井半二郎(渡辺謙)だった。歌舞伎という新しい世界を知った喜久雄は、半二郎の跡取り息子で名門の御曹司・俊介(横浜)と兄弟のように育てられ、親友として、ライバルとして、ともに芸を磨き、青春を捧げていた。
「代役は喜久雄で行く」。事故で入院した半二郎から、喜久雄と俊介に突如告げられた思いがけない言葉。看板役者・花井半二郎の当たり役である名作「曽根崎心中」のお初に選ばれたのは喜久雄だった。跡取り息子の俊介ではなく、血筋でない喜久雄を選ぶというのだ…。その一言が2人の運命を揺るがし、周囲の人生をも翻ろうしていく―ー。
「本物の役者になりたい」。壊れ始める、喜久雄と俊介の関係。涙ながらに訴える、俊介の想いとは―ー。
「神様と話してたんとちがう。悪魔と取引してたんや―」。その才能ゆえに周囲の人生をも翻ろうし、それでも芸に身を捧げていく喜久雄。この悪魔の取引には、いったいどんな意味をもっているのか。
「どんなにつらいことがあっても、あんたは芸で勝負していくんや」。裏切り、失望、苦難、自暴。2人を取り巻く周りの人物との関係が、音を立ててガラガラと壊れ始めていく。それでもなお、喜久雄は全てを掛けて芸に挑み、頂点へと昇っていく。
ポスタービジュアルの撮影を担当したのは、写真家の操上和美氏。クランクアップの翌日、喜久雄としての役がまだ抜けていない中での撮影となった。吉沢の、揺らぎのないまっすぐな目。その目の下には、正義や勇気を表す赤い紅隈を彷彿とさせる化粧がほどこされ、何かを心に決めたような、喜久雄の強い意志が感じられるビジュアルになっている。
さらに、横浜、渡辺の劇中ソロビジュアルも解禁となった。横浜演じる歌舞伎界名門の御曹司・大垣俊介は、幼い頃から将来を約束され、役者として順風満帆な人生を歩んできたが、この後、大きく運命が狂っていく。渡辺演じる歌舞伎役者・花井半次郎は、優しくも鋭いまなざしをある人物に向けるシーンから。その目は何を見つめ、半二郎は何を感じているのか。
本作には、吉沢、横浜、渡辺のほか、高畑充希、寺島しのぶ、田中泯、森七菜、見上愛、永瀬正敏、宮澤エマ、黒川想矢、越山敬達、三浦貴大、嶋田久作らが出演する。
★YouTube公式チャンネル「ORICON NEWS」
【動画】2025年注目作『国宝』予告編
2024/12/23