俳優の大泉洋となにわ男子・長尾謙杜が18日、都内で行われた主演映画『室町無頼』（来年1月17日公開）ジャパンプレミアに参加。共演の松本若菜、北村一輝、柄本明、堤真一、入江悠監督らがそろう中、本格的な殺陣シーンの裏側を振り返った。

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　長尾演じる才蔵のアクションシーンについて大泉は「長尾くんはとんでもない。何ページも長尾くんの立ち回りのト書きなんです。『以下ここまでを一連で』って書いてあって…バカじゃないかと」とその動きの多さに圧倒されたよう。「でも一連でいってるよね？大変だったでしょ」と聞かれた長尾は「我ながら完成をみるとかっこよかったです」と胸を張った。

　さらに現場で立ち会った堤は「カッコよかった」といいつつ「やめればいいのに、もう無理だって、終わらへんで」と苦笑すると、入江監督は「長尾くんは僕がOKといっても、『もう1回やらせてください』ってくださって。納得行かないですって」とそのガッツに感心する。

　だが、入江監督は「大泉さんと堤さんはそもそもアクションが多いって」と指摘。堤は「どんどん増えていったからあれ？って。聞いてへんでって」というと、大泉も「年配の殺陣なので、ちょっとやったらすぐ休憩なんです。監督がOKといったらOKです」ときっぱり。

　長尾はそんな2人の殺陣に「お二人すごいな、と思いました。貫禄もありましたし、僕はすばやくパッパッと行く感じですがひとつひとつのタメや動きにキレがあった」と褒め返すも「我々は早く動いてないってディスってる？」と疑うと「そんなことないです、一個一個が必殺技みたいでした」と主張していた。

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