現地時間12月20日にタイ・ルンピニースタジアムで行われる格闘技『ONE Friday Fights 92』に、日本人ファイターの野杁正明、KANA、吉成士門の3人が参戦する。ORICON NEWSはバンコクに飛び、今年を締めくくる日本人の熱き戦いを現地からレポートする(大会はU-NEXT会員は見放題生配信)。
大会2日前のメディアデーには、3人の個別インタビューを実施。トップバッターは今回がONE初参戦となる吉成士門。いとこの吉成名高とともに幼少期からムエタイに取り組み、今年9月に日本人初のプロムエタイ2階級制覇を成し遂げた20歳の若き天才が、ついにONEのリングに上がる意気込みを語った。
――士門選手は今回がONE初参戦となりますが、いつごろからONEでの戦いを意識していましたか?
【士門】2022年に日本で開催された『Road To ONE』という大会で優勝した時から、「いつかONEに出られるかもしれない」という気持ちは、頭の片隅にずっとありました。
――試合発表は今月に入ってからでしたが、準備期間は問題ないでしょうか?
【士門】発表前から準備はしていました。ただ、今回はオープンフィンガーグローブ(OFG)のムエタイルールは初めてなので、試合が近づいてからその特性に合わせた練習を重点的に行っています。
――小さい頃から何度もタイで試合をしている士門選手にとって、日本とタイで試合に違いはありますか?
【士門】やっぱりタイはアウェイ感があります。特にタイの選手と戦うことが多いので。それも慣れてきましたし、今回は初めてのONEなのでその雰囲気を楽しみたいです。
――OFGとキックボクシングのグローブの違いは感じますか?
【士門】普段のグローブと全然違います。ガードしてもパンチが入りやすいので、距離感や戦術を大きく変える必要があります。相手に与えるダメージも、相手から受けるダメージも大きく変わってきますが、キックよりも大きな展開の試合になるだろうし、自分にはどちらも向いていると思っています。
――対戦相手のリッティデット・ソー・ソンマイ選手について、どのように分析していますか?
【士門】オールラウンダーで、蹴りもパンチも上手い選手です。前回の試合ではすごく強い日本の小笠原瑛作選手(第2代KNOCK OUT-REDフェザー級王者)に勝っていますから、実力は間違いなく高いですね。そんな強い選手を自分のONE初戦で用意してくれたので、これまでの自分の実績を評価してくれて期待されていると感じました。
――ONEは契約体重だけではなく尿比重の数値を検査する「ハイドレーションテスト」も試合前にクリアしなくてはいけません。
【士門】普段から多めに水分を取って、長い期間をかけて体重を落としてきたので、大丈夫だと思います。タイは12月でも暑くて体重が落としやすいので、そこはプラスですね。
――初めて士門選手の試合を見る日本のファンもいると思います。どんな試合を見せたいですか?
【士門】「こんな日本人ファイターがいたんだ」って思われるような豪快な試合を見せて、たくさんの方にファンになっていただきたいと思っています!
――今大会は元K-1王者の野杁正明選手とKANA選手も出場されます。
【士門】野杁選手の試合は見ていたので、まさか同じ大会に出られるとは思わなくてビックリしましたが、試合順も僕が2試合目、KANA選手が3試合目、野杁選手が4試合目と続いていくので、自分が勝ってしっかりお2人につなげなきゃいけないですね。
――日本では格闘技の人気が高まっていますが、士門選手はどんなビジョンで進んでいきたいですか?
【士門】自分はしっかりと格闘技を広めていって、実力のある選手になりたいと思っています。そのためにも、ONEのベルトを狙える機会があれば目指していきたいです。
――最後に、日本のファンの皆さんにメッセージをお願いします。
【士門】今回の『ONE Friday Fights 92』を盛り上げて、印象に残る勝ち方をしますので、応援お願いいたします!
●『ONE Friday Fights 92』主な対戦カード
・第12試合 フェザー級ムエタイ
シッティチャイ・シッソンピーノン vs. シャドウ・シンハ・マウイン
・第11試合 キャッチウェイト(72.1キロ)キックボクシング
マラット・グレゴリアン vs. アブデラリ・ザヒディ
・第4試合 フェザー級キックボクシング
リウ・メンヤン vs. 野杁正明
・第3試合 アトム級キックボクシング
アニッサ・メクセン vs. KANA
・第2試合 キャッチウェイト(60.9キロ)ムエタイ
リッティデット・ソー・ソンマイ vs. 吉成士門
【U-NEXT独占見放題ライブ配信】
★YouTube公式チャンネル「ORICON NEWS」
【動画】吉成名高の従兄弟・士門が初参戦の心境を独占告白!チャンピオンベルト獲得も視野に「格闘技を広めたい」【ONE】
大会2日前のメディアデーには、3人の個別インタビューを実施。トップバッターは今回がONE初参戦となる吉成士門。いとこの吉成名高とともに幼少期からムエタイに取り組み、今年9月に日本人初のプロムエタイ2階級制覇を成し遂げた20歳の若き天才が、ついにONEのリングに上がる意気込みを語った。
――士門選手は今回がONE初参戦となりますが、いつごろからONEでの戦いを意識していましたか?
【士門】2022年に日本で開催された『Road To ONE』という大会で優勝した時から、「いつかONEに出られるかもしれない」という気持ちは、頭の片隅にずっとありました。
――試合発表は今月に入ってからでしたが、準備期間は問題ないでしょうか?
【士門】発表前から準備はしていました。ただ、今回はオープンフィンガーグローブ(OFG)のムエタイルールは初めてなので、試合が近づいてからその特性に合わせた練習を重点的に行っています。
――小さい頃から何度もタイで試合をしている士門選手にとって、日本とタイで試合に違いはありますか?
【士門】やっぱりタイはアウェイ感があります。特にタイの選手と戦うことが多いので。それも慣れてきましたし、今回は初めてのONEなのでその雰囲気を楽しみたいです。
――OFGとキックボクシングのグローブの違いは感じますか?
【士門】普段のグローブと全然違います。ガードしてもパンチが入りやすいので、距離感や戦術を大きく変える必要があります。相手に与えるダメージも、相手から受けるダメージも大きく変わってきますが、キックよりも大きな展開の試合になるだろうし、自分にはどちらも向いていると思っています。
――対戦相手のリッティデット・ソー・ソンマイ選手について、どのように分析していますか?
【士門】オールラウンダーで、蹴りもパンチも上手い選手です。前回の試合ではすごく強い日本の小笠原瑛作選手(第2代KNOCK OUT-REDフェザー級王者)に勝っていますから、実力は間違いなく高いですね。そんな強い選手を自分のONE初戦で用意してくれたので、これまでの自分の実績を評価してくれて期待されていると感じました。
――ONEは契約体重だけではなく尿比重の数値を検査する「ハイドレーションテスト」も試合前にクリアしなくてはいけません。
【士門】普段から多めに水分を取って、長い期間をかけて体重を落としてきたので、大丈夫だと思います。タイは12月でも暑くて体重が落としやすいので、そこはプラスですね。
――初めて士門選手の試合を見る日本のファンもいると思います。どんな試合を見せたいですか?
【士門】「こんな日本人ファイターがいたんだ」って思われるような豪快な試合を見せて、たくさんの方にファンになっていただきたいと思っています!
――今大会は元K-1王者の野杁正明選手とKANA選手も出場されます。
【士門】野杁選手の試合は見ていたので、まさか同じ大会に出られるとは思わなくてビックリしましたが、試合順も僕が2試合目、KANA選手が3試合目、野杁選手が4試合目と続いていくので、自分が勝ってしっかりお2人につなげなきゃいけないですね。
――日本では格闘技の人気が高まっていますが、士門選手はどんなビジョンで進んでいきたいですか?
【士門】自分はしっかりと格闘技を広めていって、実力のある選手になりたいと思っています。そのためにも、ONEのベルトを狙える機会があれば目指していきたいです。
――最後に、日本のファンの皆さんにメッセージをお願いします。
【士門】今回の『ONE Friday Fights 92』を盛り上げて、印象に残る勝ち方をしますので、応援お願いいたします!
●『ONE Friday Fights 92』主な対戦カード
・第12試合 フェザー級ムエタイ
シッティチャイ・シッソンピーノン vs. シャドウ・シンハ・マウイン
・第11試合 キャッチウェイト(72.1キロ)キックボクシング
マラット・グレゴリアン vs. アブデラリ・ザヒディ
・第4試合 フェザー級キックボクシング
リウ・メンヤン vs. 野杁正明
・第3試合 アトム級キックボクシング
アニッサ・メクセン vs. KANA
・第2試合 キャッチウェイト(60.9キロ)ムエタイ
リッティデット・ソー・ソンマイ vs. 吉成士門
【U-NEXT独占見放題ライブ配信】
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2024/12/18