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『ライオン・キング:ムファサ』兄弟の絆感じるサンドアート公開 ナレーションは尾上右近&松田元太
 ディズニーの超実写版映画『ライオン・キング:ムファサ』(20日公開)において物語の舞台となる“サバンナ”から着想を得て特別に創られたサンドアートムービーが公開された。主人公・ムファサとのちのヴィラン・スカーとなる弟・タカの姿が描かれており、ナレーションを超実写プレミアム吹替版にてムファサ役を務めた尾上右近と、タカ役を務めた松田元太Travis Japan)が担当している。

『ライオン・キング:ムファサ』サンドアート (c) 2024 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.

『ライオン・キング:ムファサ』サンドアート (c) 2024 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.

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 前作『ライオン・キング』(2019)で、息子シンバを命がけで守った父ムファサ王と、彼の命を奪った“ヴィラン”スカー(タカ)。彼らの若き日を描く今作では、ふたりの知られざる“兄弟の絆”が明かされる。

 ムファサらがたどる軌跡が、彼らの豊かな表情、肌質、皺、細かな毛の1本1本に至るまで、“砂”でリアルに表現された圧巻のビジュアルに。ひいては悲しい決別の瞬間に向かっていく彼ら。だが実は、かつてムファサには、まだ心優しい子ライオン・タカだった頃のスカーに命救われた過去があった…。

 ある日、突然の洪水により両親とはぐれ孤児となってしまったムファサ。そんな彼に手を差し伸べたのが、王オバシの子として生まれ、やがてその座を継いで王になることを約束されているタカだった。幼い頃からずっと兄弟に憧れていたタカは、ひとりぼっちのムファサを快く群れに引き入れ、本当の兄弟のように一緒に成長していく。

 しかし突じょ、冷酷な敵ライオン・キロスが襲い掛かってきたことにより、状況が一変。群れを守るため、ふたりは肩を寄せ合い新天地“ミレーレ”を目指すが“とある出来事”により、別々の運命を歩むことに…。「ずっと“兄弟”でいたかった」──映像の終盤では、切ない表情で額を重ね合わせている姿が印象的にうつるムファサとタカ。血のつながりを越えた“兄弟の絆”でむすばれていたはずのふたりに待ち受ける、温かくも切ない運命とは。

 ムファサらのエモーショナルなドラマを“砂”で美しく描き出したのは、サンドアーティスト・画家として活躍するKohei氏。製作にあたりKohei氏は、「サバンナの雰囲気に合いそうな細やかな黄色砂を使用しました。短い映像ですが、どのシーンもキャラクターの生命感や、その個性からくる表情を尊重し、シーン毎の変化では物語の繋がりを大切にして描きました」とこだわりを語り、「映像を通して少しでも映画の魅力を感じてもらえればとてもうれしいです!」と想いを明かしている。

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