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13日に発売される漫画ランキング本『このマンガがすごい!2025』(宝島社)の1位作品が発表された。今年のオトコ編第1位は『君と宇宙を歩くために』(作者:泥ノ田犬彦)、オンナ編第1位は『環と周』(作者:よしながふみ)が選ばれた。 『マンガ大賞2024』大賞も受賞した『君と宇宙を歩くために』は、勉強もバイトも続かないドロップアウトぎみなヤンキーの小林と、クラスの変わり者・宇野が出会い、「普通のことが苦手」という悩みを持つ2人が、悩みながらも楽しく生きるために奮闘する友情物語。 2023年3月に読み切り漫画『東京人魚』(アフタヌーン四季賞2022年秋 準入選)が講談社の漫画配信サイト「コミックDAYS」に掲載されてデビューした作者・泥ノ田氏にとって、はじめての連載作品となった作品。アフタヌーン編集部が運営するマンガ配信サイト「&Sofa(アンドソファ)」で連載が始まるや否や、「普通」が苦手な宇野と小林が、それぞれ壁にぶつかりながらもお互いに影響しあって奮闘していく姿が多くの読者の共感を得て、本年度のオトコ編第1位に選ばれた。 『環と周』は、さまざまな“好きの形”を描いた作品。環は仕事の帰り道、空き地で娘の朱里が同学年の女の子・則本さんとキスをしているところを目撃してしまう。帰宅して夫に相談するが、夫は思うところがあるようで…。実は、夫も朱里と同じ中学3年生の時に同級生の男の子を好きになった事があった…というストーリー。「環」と「周」が転生を繰り返し、めぐりあう…さまざまな時代の2人が描かれた連作短編集になっている。 『大奥』(白泉社)『きのう何食べた?』(講談社)などの大ヒット作を連発し、漫画好きを熱狂させ続けるよしなが氏による珠玉の単巻作品がオンナ編1位を獲得した。

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  • (左から)『君と宇宙を歩くために』と『環と周』
  • 『君と宇宙を歩くために』
  • 『環と周』コミックス第1巻
  • マンガ大賞2024授賞式に登場した『君と宇宙を歩くために』作者・泥ノ田犬彦氏 (C)ORICON NewS inc.
  • 『このマンガがすごい!2025』
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