月刊誌『ジュノン』(主婦と生活社)が運営するボーイズオーディション『第37回ジュノン・スーパー・コンテスト』最終選考会が24日、都内で行われ、グランプリが決定した。埼玉県出身の高校1年生・佐藤倖斗(さとう・ゆきと)さん(15)がグランプリに輝いた。囲み取材では、初々しさを感じさせながらも堂々とした受け答えをみせた。 第1次パフォーマンス審査は、ダンスと歌のパフォーマンスでNissy(西島隆弘)の「トリコ」を披露。歌もダンスも未経験な中、この日のために練習をしてきた。告白パフォーマンスは、お祭りデートで人気者の先輩に告白というシチュエーションで実施された。 応募のきっかけについて、佐藤さんは「母にコンテストの存在を教えてもらいました。小さい頃、ケガで入院していた時期があって、入院中に『仮面ライダー鎧武』を見て元気づけられたことがあったので、自分も誰かを元気づけられる人間になりたいと思うようになりました」と回顧。憧れの人として「小さい頃、勇気をもらった『仮面ライダー鎧武』の佐野岳さんです。ケガで入院して不安だった時に勇気をもらったので。人間的に尊敬しています」と目を輝かせた。 喜びを伝えたい相手として「最初に伝えたいのは家族もそうなのですが、何よりも、たくさんの方が応援してくださったおかげなので、みなさんに感謝を伝えたいです。コンテストに挑戦している間は、写真投稿などが日課となっていて。今までだったら、人とのコミュニケーション能力が悩みではあったのですが、たくさんの方と関わっていく中で、人間的にも成長することができました」とまっすぐに語った。 「今後、一番やってみたい仕事」について向けられると「ローソンのCMに出たいです(笑)。甘いものがすごく大好きで、ローソンさんのスイーツが好きなので、よろしくお願いします」と茶目っ気たっぷりにアピール。現在は高校生の佐藤さんだが、今回のジュノンのオーディションについて「担任の先生は、事情を知っておりまして、あとは信頼できる親友には話しているのですが、全体には言っていないです。通っている学校が男子校なので、芸能面に興味がある人がそこまで多くないかも」と笑顔で明かしていた。 「あなたの隣のすてきな男の子、紹介してください」をコンセプトに、武田真治・溝端淳平・三浦翔平・菅田将暉・犬飼貴丈・綱啓永・山下幸輝など数々のスターを生みだしてきた同コンテスト。37回目を迎える今年は、応募総数1万3465人から、エントリーシートで選考された約1000人(BEST1000)が、第1次審査を通過。 そして、4月に行われた第2次審査[地方予選 and リモート選考]を経て、編集部員による厳正な審査のもと、150人の「BEST150」が誕生。第3次審査は本誌『JUNON』とじこみの愛読者ハガキ、公式アプリ「JUNON TV」、ライブ配信サービス「SHOWROOM」での読者人気投票により行われ、BEST150→BEST100→BEST75→BEST30→BEST20→BEST10と絞られた。その後、敗者復活戦の通過者5人を合わせて決定したファイナリスト15人の中から、グランプリが決まった。
2024/11/24
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