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70代女性がウイスキーを飲んで目覚めると20代に若返っていた!?コメディ映画『アーサーズ・ウイスキー』公開
 70代女性3人がウイスキーを飲んで目覚めると、身体が20代に若返っていた――オスカー俳優ダイアン・キートン主演のコメディ映画『アーサーズ・ウイスキー』が来年(2025年)1月17日より、津京の新宿武蔵野館、ヒューマントラストシネマ有楽町、YEBISU GARDEN CINEMAほかにて順次公開される。「人生を楽しむのに、年齢は関係ない」というメッセージが詰まった佳作だ。

映画『アーサーズ・ウイスキー』2025年1月17日より全国順次公開 (C)W Movie Production Ltd 2024

映画『アーサーズ・ウイスキー』2025年1月17日より全国順次公開 (C)W Movie Production Ltd 2024

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 解禁となった日本版予告編は、冒頭、主人公であるシニア女性、リンダ、ジョーン、スーザンが紹介される。

 離婚経験を持つリンダ役にダイアン・キートン。夫を亡くしたジョーン役に、50年以上のキャリアを持つパトリシア・ホッジ。キッチンカーの男に恋するスーザン役に、シンガーでもあるルル。その3人が、亡くなったジョーンの夫アーサーが発明したウイスキーを飲んで、目覚めると突然20代に若返ってしまう驚きの展開。

 彼女たちは昔を思い出し、若者たちが集まるナイトクラブに繰り出すものの、中身は70代のまま。ハメを外しすぎてしまい、数時間後には元の姿に戻ってしまう。

 ウイスキーが残っているうちに、もう一度若返って願望を叶えようと決めた彼女たちは、人生最後の冒険としてラスベガス旅行を計画!ラスベガスでさまざまな体験を通じて、見た目の若さよりも「ありのままの自分」でいることの大切さに気づいていくが、ある日予想外の事件が発生し…。

 若い身体を手にした3人は今風のファッションを決め込み、昔を思い出してナイトクラブへ繰り出すが、中身は70代のまま。若い女優が中身が70代女性を演じる姿も面白い。さらに、飲み過ぎて寝入ってしまい、元の身体に戻ってしまったスーザンを見た男が「母のスパイか!」となじるシーンは、思わず笑ってしまう。

 後半、人生最後の冒険として、「年齢なんて関係ない!」とラスベガス旅行を決意し、大はしゃぎする彼女たちは、逆に年齢を感じさせない。そして終盤、「残りの人生をどうするか?」「自分を愛しているか?」「新しいことに挑戦することが若さ」という言葉から、自分の人生について考え、悩む3人が描かれる。

 そんな彼女たちが、ボーイ・ジョージのステージに上がって楽しむ姿から、「ありのままの自分」で生きることの大切さを感じさせる。そして、ラスト、「人生を諦めるな」「年齢なんてただの数字」という言葉からも、本作には笑いとともに、今を幸せに生きるヒントが詰まった作品であることがうかがえる。

 本人役として歌手ボーイ・ジョージが特別出演。監督は、これまでに数々の映画賞受賞歴を持ち、本作でもナショナル・フィルム・アワードUK最優秀コメディ賞を受賞したスティーヴン・クックソンが務めた。

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