声優の保志総一朗(キラ・ヤマト役)、福田己津央監督、仲寿和プロデューサーが1日、アニメ映画『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』(1月26日公開)の特別版上映第2弾記念舞台あいさつに登壇。冒頭で『ガンダムSEED』シリーズの新作『機動戦士 ガンダムSEED FREEDOM ZERO』の制作決定が発表された。 イベントでは、新規映像だった特別板映像で『機動戦士 ガンダムSEED FREEDOM ZERO』の制作決定がサプライズで発表された。福田監督は「皆さんのおかげで、できるかな?」とにやりとし、保志は「え?」と苦笑い。ちゃめっ気たっぷりな福田監督は「僕の作業は、ほぼ終わってます。なぜなら20年前にできているから」と明かし、「皆さんが『FREEDOM』を応援してくれたおかげだと思います」と新作の制作が決定したことを感謝していた。 『ZERO』について、福田監督は「『DESTINY』の後」と話し、媒体は未定とした。そして「ヒットしなければ確実にお蔵でした」ときっぱり。当時はMSVのような展開として、OVAで制作が予定されており「シナリオまでは完全に。絵コンテが半分近く。だから最古の絵コンテが20年前。『FREEDOM』に移植した部分もある。キラとラクスの砂浜のシーン、最初の戦闘シーンも半分ぐらい持ってきています」と説明。「閑話休題じゃないけど、ひと呼吸置くような感じになっている話です。映画のつながり上で『ここはどうなっていたの?』という部分は大きくできています」としていた。アフレコはすでに終わっていることも語られた。 『機動戦士ガンダムSEED』シリーズは、2002年10月より全50話で放送された、21世紀に入って初めて制作されたテレビシリーズのガンダム作品。物語は遺伝子調整がおこなわれた人類(コーディネイター)とこれまでの人類(ナチュラル)が、軍事組織ザフトと地球連合軍にわかれ戦いを繰り広げる。この戦争を通じ、コーディネイターである主人公のキラ・ヤマトの苦悩と成長が描かれている。
2024/11/01
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