麻布台ヒルズギャラリーは、11月1日から2025年2月2日まで、「ポケモン×工芸展-美とわざの大発見-」を開催する。開幕に先立ち開催されたオープニングセレモニーでは、ポケモンをこよなく愛する俳優・本郷奏多が登壇し、ポケモンと工芸それぞれに対する想いや、一足先に本展を体験した感想やイチオシの展示作品などを語った。 3人の作家が手掛けたそれぞれの新作が、東京会場で初めて公開。新作の4作品は、《サンダース》などを制作した吉田泰一郎による全長約2mにも及ぶ大迫力の《ミュウツー》と《羊歯唐草文シェイミ》を制作した植葉香澄による美しい文様を纏った《蔦唐草文ジュペッタ》を含む新作に加え、桑田卓郎による時代のアイコンであるピカチュウをモチーフにしたカップとボウルは今回倍増され、新たにタイル576枚を加えたスケールの大きい作品として生まれ変わった。東京会場での展示作品はこれらの新作4作品を含め約80点になる。 セレモニーで本郷は「小さなころからゲームやアニメなどポケモンとともに育ってきました。工芸に関しても、旅行に行く際に地元の工芸品を見ることが好きなのでとても楽しかったです。自分も螺鈿を使ったポケモンの作品に挑戦してみたいです」と意欲。 おすすめの展示作品を聞かれると「全部おすすめですが、新作の《ミュウツー》は細かい金属のパーツで構成されています。ニョロモやジュラルドンなど様々なポケモンをモチーフに、パーツ一つ一つ丁寧に作られていて、技術力の高さを実感しました」伝えた。 最後に「想像を超える感動がまっていました!とても楽しかったので、みなさん是非とも来てほしいです」と呼びかけた。