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北村匠海が闇堕ち公務員役で主演、映画『悪い夏』苛立ちや怒りを爆発させる超特報解禁
 俳優の北村匠海が、小説家・染井為人氏のデビュー作を、城定秀夫監督が映画化した『悪い夏』(2025年3月20日公開)で主演を務めることが発表された。市役所で真面目に働いていたのに、ふとしたきっかけでとんでもない犯罪行為に巻き込まれていく主人公の公務員・佐々木を演じる。闇に堕ちきった表情の佐々木が苛立ちや怒りを爆発させる超特報も解禁となった。

映画『悪い夏』2025年3月20日公開 (C)2025映画「悪い夏」製作委員会

映画『悪い夏』2025年3月20日公開 (C)2025映画「悪い夏」製作委員会

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 原作小説は、育児放棄寸前のシングルマザー、彼女を揺すり肉体関係を迫る公務員、裏社会の住人、生活保護の不正受給をするドラッグの売人など「クズとワルしか出てこない」と話題になった、真面目に生きる気弱な公務員の破滅への転落と“今そこにある”恐怖を描くサスペンス・エンターテインメント。

 主演を務める北村は、『東京リベンジャーズ』シリーズやNetflixシリーズ『幽☆遊☆白書』など映画・ドラマの大ヒット作が続き、来春から放送予定のNHK連続テレビ小説『あんぱん』にも出演を控える。

 本作で、城定監督作品に初出演となった北村は「城定監督とは、いつかご一緒させていただきたいと思っていました」と出演を熱望していたことを明かし、「それが『悪い夏』で叶えることができて良かったなと、映画を見終わった後に改めて思いました」と鑑賞後に改めて実感したそう。「優しい映画ではありません、かと言って暗い映画でもありません。ただひたすらに生きることに必死な僕らが泥や汗や体をぶつけ合って、なんか泣けたりなんか笑えたりします」とコメントを寄せている。

 あわせて、ビビットカラーのビニールプールとは対照的に、ナイフを片手にまっすぐな視線を投げるその瞳の奥に闇が垣間見える佐々木が印象的なティザービジュアルと、佐々木が独白する強烈な超特報が解禁となった。勤務先の役所の窓口で、闇に堕ちきった表情の佐々木が苛立ちや怒りを爆発させる姿が映し出される。ラストは「じゃあ、どうすればよかったんですか」の問いかけと佐々木のドアップで締めくくられ、破滅へと転落するストーリーが気になる映像になっている。

■北村匠海のコメント(全文)

 城定監督とは、いつかご一緒させていただきたいと思っていました。そしてそれが『悪い夏』で叶えることができて良かったなと、映画を見終わった後に改めて思いました。 僕らはあの夏、ただただ悪かった。ただ良くなかった。上手く生きれなかった。そんな僕らを笑ってくれたら幸いです。優しい映画ではありません、かと言って暗い映画でもありません。ただひたすらに生きることに必死な僕らが泥や汗や体をぶつけ合って、なんか泣けたりなんか笑えたりします。スクリーンで皆様に届くことを楽しみにしています。

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