今夏、大ヒットしたディズニー＆ピクサー映画『インサイド・ヘッド２』のブルーレイ＋DVDセットと4K UHD+ブルーレイセットが11月27日に発売される。本編とともに収録されるボーナス・コンテンツより「未公開シーン：追い込まれるライリー」の一部が解禁となった。主人公ライリーの新しい感情として、シンパイと対の“ハージー”という幻のキャラクターがいたことが明らかになった。

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　高校入学前にライリーは、交流の場に誘われて“したことのないゲーム”に参加する。このゲームはそれぞれがしたことのないことを言い合い、経験があることを数えていくというルール。まわりの人が学校をサボるなど悪いことをした経験があるのに対して、何もしたことがない自分に徐々に“恥”を感じるライリー。その結果、感情をうまく制御できなくなり、さらに恥を重ねた発言をしてしまうという彼女の＜恥の連鎖＞を表現したシーンだ。

　映像内では、監督のケルシー・マンがシンパイとハージーという対となる感情にフォーカスを当てたものの、シンパイをより深く掘り下げることに焦点を当てたと明かしており、“ハージー”という新キャラクターはお蔵入りとなってしまった。

　監督によれば、ライリーの心の中に新たな感情を迎え入れることは、いわば当然のことだったという。「シンパイが主要な登場人物になるというアイデアに焦点を絞っていたんだ。それはティーンエイジャーになるにつれて現れ始めるもので、誰もが共感できる。この年頃の私たちの脳で何が起こっているのかについて、早い段階でいろいろ調べたことを覚えている。それが、“レッキングボールが司令部を通り抜け、大勢の作業員が押し寄せて全てを取り壊す”というアイデアが生まれたきっかけだ。それはティーンエイジャーになることのようなものだ。混沌としている」と語っている。

　『インサイド・ヘッド２』ブルーレイ+DVDセットと4K UHD+ブルーレイ セット、そしてデジタル配信（購入）には、「未公開シーン」のほか、監督やスタッフたちが新たな感情たちの誕生秘話を語る「新しい感情たち」や、ライリーの頭の中の保管庫で暮らしている秘密の推しキャラクターに迫る「保管庫の中」など、ファン必見のボーナス・コンテンツが収録される。

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