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西田敏行さん死去、西島秀俊、仲間由紀恵、新木優子、土屋太鳳…後輩が悲しみの声

 俳優の西田敏行さんが死去したことが17日、関係者への取材で分かった。76歳。一夜明けても悲しみは癒えず、後輩俳優らから続々と追悼のコメントが寄せられている。

西田敏行さん (C)ORICON NewS inc.

西田敏行さん (C)ORICON NewS inc.

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 俳優の西島秀俊(53)はインスタグラムで「ショックです。あまりに急な事に言葉もありません」と悲しみ。「西田さんが演じる事でなにげないシーンが生き生きと輝き出すのを、いつも魔法を見ているような気持ちで見ていました。誰に対しても優しい、大きな方でした」と思い出を振り返り、「もっともっと会いたかった。色々な話を聞きたかった。本当に残念でなりません。ご冥福をお祈り申し上げます」と締めくくった。

 仲間由紀恵(44)はインスタグラムで「突然の訃報に、言葉がでてきません 西田敏行さん、あたたかく優しい本当に本当に素敵な先輩でした 笑顔の優しいお顔が、思い出されます 寂しいです」とつづり、「どうか、ゆっくりお休みください」と伝えた。

 ドラマ『さよならマエストロ〜父と私のアパッシオナート〜』(TBS系)で共演した新木優子(30)は2ショットを添えて「撮影の合間に日常の何気ないことや、素敵なお話しを沢山してくださったことを今でも鮮明に覚えています。本当に楽しかったです」と感謝をつづり、西田さんの役名で「大好きー!!こむちゃん」とコメント。「西田敏行さんに心から哀悼の意を表します」と追悼した。

 土屋太鳳(29)は「西田敏行さんはスーパームーンのように明るいかたでした」と振り返り。「『ずっと真面目にしてたら、つかれない?』とある時、西田さんが私にいたずらっ子のような顔をしておっしゃいました。『私、ダメダメなんですよ。』と言うと、『そうか、それでいいんだよ!』と満月のような笑顔でおっしゃってくださいました」などと振り返り、「『いつかまたお会い出来る』と、思っちゃいけなかったんだなと 寂しい気持ちでいっぱいです」とつづり感謝も伝えた

 西田さんは1947年11月4日生まれ、福島県出身。オフィスコバック所属。1970年に劇団青年座に入団。翌年、舞台『写楽考』で初の主演を務める。81年にリリースしたシングル「もしもピアノが弾けたなら」が、累積売上51.7万枚のヒットを記録(オリコン調べ、2024年10月21日付現在)。以降は俳優として映画・ドラマ・舞台で活躍し、数多くの作品で主演を務める。代表作である映画『釣りバカ日誌』は、人気シリーズとして88年〜09年まで公開された。その他、映画『学校』(93年)、映画『陽はまた昇る』(02年)、映画『ゲロッパ!』(03年)、映画『ナミヤ雑貨店の奇蹟』(17年)、ドラマ『池中玄太80キロ』シリーズなど多数出演。08年、紫綬褒章を受章した。

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