スターダストプロモーション所属のアーティスト集団・EBiDANによる運動会『第4回 EBiDAN 大運動会「スポーツマンヒップ!」』が14日、千葉・La La arena TOKYO-BAYで開催され、超特急、M!LK、SUPER★DRAGON、原因は自分にある。、BUDDiiS、ICEx、Lienelの7組51人と、進行役としてお笑いコンビ・アルコ&ピースが参加した(超特急・タクヤ、M!LK・佐野勇斗、BUDDiiS・KEVINは欠席)。 昨年11月に開催された第3回に続き、約1年ぶりとなる今回は、EBiDANの冠番組『DAN! DAN! EBiDAN!』(テレビ東京系/深夜1時〜)でおなじみ世代別「伊勢エビ」「車エビ」「甘エビ」「小エビ」の4チームに分かれ、5競技で熱戦を繰り広げた。 “前説VTR”を担当したフォークデュオ・Sakurashimejiの「スタート!」という掛け声で、チームごとに客席の間を通り、大歓声を浴びながら登場。ファンの興奮が冷めやらぬ中、チームキャプテン4人による選手宣誓が高らかに行われた。続く準備体操では、振り付けを担当した塩崎太智(M!LK ※崎=たつさき)、吉田仁人(M!LK)が朝礼台で見本を見せ、EBiDANにまつわる振りやポーズを織り交ぜながら、しっかりと体をほぐした。各キャプテンが意気込みを語る中、「伊勢エビ」のキャプテンを務めたFUMINORI(BUDDiiS)は、「一番年上にもかかわらず、チームの人数が一番少ない」と苦情を入れ笑いを誘いつつも「けがなく、安全第一で頑張りたい」と最年長チームらしく体を気遣う目標を掲げた。 最初の競技は『DAN! DAN! 増えてく競争!』。1人での徒競走・デカパン2人3脚・3人4脚・5人でのムカデ競争と、だんだん人数が増えていく種目をリレー形で行うタイムアタック。「ちまたでは車エビが優勝するとささやかれているので、勝ちます」という塩崎の宣言通り、「車エビ」が勝利した。惜しくも2秒差で2位となった「伊勢エビ」のリョウガ(超特急)は、全力の疲れ顔(変顔)で、既に体力の限界であることをアピールした。 続く2競技目は全員参加の『GYU! GYU! 華のステージ!』。どれだけたくさんのメンバーが1つの小さなステージに乗ることができるかを競うゲーム。普段見ることができないメンバー同士の密着具合に、会場からは悲鳴のような歓声が上がった。さすがの結束を見せ、全チームが成功となった。 前半の2競技を終え、ハーフタイムショーが行われた。トップバッターのLienelがパーティーソング「親指☆Evolucion!」でエネルギッシュに会場を盛り上げると、ICExはレトロポップな「Hollywood」でフレッシュな魅力、BUDDiiSは透き通ったボーカルとラップが気持ちよく交差する「Utopia」で会場を魅了した。続いて、原因は自分にある。は“ニナニナ”というフレーズが頭から離れなくなる「推論的に宇宙人」、SUPER★DRAGONは甘いサウンドとダンスが魅力の「Sweets」と、それぞれの可愛さあふれるステージを披露した。M!LKは「テレパシー」をパフォーマンス。笑顔で会場全体を駆け回り、曲途中にはこの日欠席した佐野のぬいぐるみに吉田がキスするメンバー愛を見せつけ、会場を沸かせた。ラストに登場した超特急は、得意の変顔を織り交ぜながらの「ジュブナイラー」で、ファンからのコールが響き渡り、会場は一体感に包まれた。 後半戦1競技目は、各チーム4人ずつ計16人で行う90秒1回勝負の『FURI! FURI! しっぽとりサバイバル!』。兄・MORRIE (BUDDiiS)が弟・SHOOT(BUDDiiS)を追いかける兄弟対決の場面もあり、ファンは各方面で行われるバトルに目が離せない展開となったが、圧倒的な強さを見せた「車エビ」が勝利を収めた。 続いての競技は各チームから3人が参加し、リレー形式で行う『KASE! KASE! 借り物バトル!』。床に置かれたお題を拾い、書かれたアイテムを客席に借りに行き、借りることができた人は段ボールの輪をハイハイしてゴールを目指し、次の人にバトンタッチをするという競技。大倉空人(原因は自分にある。)は、「筋トレグッズ」という、会場では見つからなさそうなお題を引き、困った様子で「誰か持っていませんか?」とかわいく質問。ファンからの「こっちこっち!」という協力で、すんなりと“腹筋ローラー”を見つけ、「車エビ」を1位に導いた。 最終競技、『BACHI! BACHI! 世代対抗ガチンコリレー!』では、各チーム選抜された7人が1人1周、アンカーのみが2周走る。柔軟体操を入念に行うなどやる気みなぎる姿を見せた「伊勢エビ」が、第1走者マサヒロ(超特急)の作った大量リードを守り第6走者までダントツの1位。このまま勝敗がつくかと思われたが、「甘エビ」のアンカー・杢代和人(原因は自分にある。)が脅威の追い上げを見せ、苦しみを見せながら走るリョウガを追い越し、そのままゴールテープを切った。 4位から2位まで追い上げたものの、ゴール直前で転倒してしまい4位となった「小エビ」のアンカー桜木雅哉(原因は自分にある。)はマイクを向けられると、突然大粒の涙を流した。すぐさま、げんじぶ(原因は自分にある。)メンバーが駆け寄り抱きしめる中、杢代が「(桜木が)“早く走る方法”と動画を検索し勉強していた」ことや、「気合を入れて2年間愛用しているランニングシューズを履いてきた」ことなど、桜木がリレーへ並々ならぬ想いで挑んでいたことを明かし、会場があたたかい雰囲気に包まれた。 全競技が終了したところで、表彰式が執り行われた。過去に佐野やSEIYA(BUDDiiS)、SHOW(BUDDiiS)が受賞した最も会場を盛り上げたメンバーに贈られるMVPには、リレーでの頑張りが評価され、桜木が選ばれた。壇上に上がると再度涙を流し、「いい意味でのMVPではないかもしれないが、その分来年はもっと活躍したい」と、次回に向け闘志を燃やした。また、最も印象に残ったメンバーに贈られるアルピー賞は、リョウガが選出。謝意を伝えたところで、桜木を呼び「アルピー賞は、(桜木)雅哉に相応しい。受け取ってくれ!」とアルピー賞を桜木に譲る宣言をし、MVPとアルピー賞のW受賞が決定した。
2024/10/15
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