ダンス＆ボーカルグループ・FANTASTICSの八木勇征が単独初主演を務める映画『矢野くんの普通の日々』（11月15日公開）において、八木と実写映画初出演で初ヒロインを務める池端杏慈のフレッシュな魅力あふれる本編冒頭シーンが解禁された。

　田村結衣氏の人気ラブコメ漫画を実写化。超不運体質な男子高生・矢野剛（八木）と、心配性な女子高生・吉田清子（池端）をはじめとするクラスメイトたちの日常を描く。なにもないところで転び、犬に踏まれ、落ちてきた植木鉢にぶつかるなど、なぜか毎日ケガまみれになってしまう“超不運体質”な矢野くんのことが心配でたまらない、隣の席の吉田さん。

　常に持ち歩いている救急セットで矢野くんのケガの介抱をするうちに、矢野くんが他の人を自分の不運に巻き込まないため、登下校もお弁当の時間も一人で行動していることを知る。このたび、吉田さんが矢野くんに、「普通の高校生活」を送れるようサポートしたいと宣言する、物語が動き出す重要な冒頭シーンが公開された。

　池端は2021年、第25回ニコラモデルオーディションでグランプリを獲得し同誌の専属モデルとなった翌年、TBSの日曜劇場『オールドルーキー』でドラマデビュー。同年には原恵一監督によるアニメーション映画『かがみの孤城』で声優に初挑戦。そして2023年には“人気女優の登竜門”である「ポカリスエット」ブランドのCMキャラクターに抜てきされるなど注目を集める新人俳優。

　主演の八木は池端について「池端さんはキラキラとまぶしくて、すごく真面目な方。撮影が始まって間もない頃、とある大事なシーンを撮ったのですが、その時に改めて『吉田さん役には池端さんしかいない！』と思いました」と絶賛。また池端に「一目ぼれした」と語る小川プロデューサーは「池端さんは、大げさではなく異彩を放っていました。透明感があって、存在感があって、みずみずしい」と、初めての出会いを振り返る。

　また、撮影現場では新城毅彦監督の演出に耳を傾けながら、実写映画初出演とは思えないほどの堂々たる演技を披露したという池端について「すごく真面目で、一生懸命な“オーガニックいい子”（笑）。作品と向き合う真摯な姿が、吉田さんというキャラクターをより魅力的にしてくれました」と手放しで褒め称えている。

　今回解禁された本編映像でも「やりたいこと」を尋ねられ、「放課後に寄り道してご飯をしたり、映画を見に行ったり、カラオケに行ったり、そういう普通の高校生活がしたい」と恥ずかしそうに答える矢野くんに、吉田さんは力強く「やろう！普通の高校生活を！」と応える。気になる矢野くんの願いをかなえる喜びを素直に表現する、池端演じる吉田さんの笑顔は、矢野くんだけでなく観ている者全員を温かい気持ちにしてくれる。果たして、“超不運男子”矢野くんは、吉田さんの全力サポートで「普通の日々」を送ることができるのか。

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