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　バルセロナやヴィッセル神戸で活躍した元スペイン代表MFアンドレス・イニエスタ（40）が8日、自身の公式インスタグラムで現役引退することを報告した。

　動画冒頭イニエスタは、インタビュアーから「あなたにとってサッカーとは何ですか？」と質問されると笑顔も見せつつも沈黙。「私にとってサッカーは…」と言葉を絞り出すと感極まって涙を浮かべた。

　その後、動画にはバルセロナ時代の監督だったルイス・エンリケ氏、ペップ・グアルディオラ氏、ファンハール氏や元スペイン代表監督のデルボスケ氏なども登場。イニエスタとの思い出について語った。

　イニエスタは、スペイン出身。ポジションはMF。12歳でバルセロナユースに入団。2002年10月、チャンピオンズリーグで、トップデビューを果たす。以降、チャンピオンズリーグ制覇（4回）、リーガ・エスパニョーラ優勝（9回）、FIFAクラブワールドカップ制覇（3回）と、数々のビッグタイトルをチームに導いてきた。18年5月、FCバルセロナからヴィッセル神戸に移籍を発表。5年間在籍し、Jリーグでも大きな功績を残すと、23年8月にはUAEのエミレーツ・クラブへと完全移籍していた。