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シリーズ最新作『ソウX』猟奇殺人鬼“ジグソウ”復活の背景「ファンを想って製作した」
 猟奇殺人鬼“ジグソウ”が命を粗末にする者に仕掛ける恐ろしくも哲学的な“連続ゲーム殺人”、予想がつかないストーリー展開で世界中のファンを恐怖に陥れてきた、サイコスリラー映画シリーズ最新作『ソウX(ソウ エックス)』(10月18日公開)。ジグソウことジョン・クレイマーを演じるトビン・ベルらキャスト陣や、監督のケヴィン・グルタートを筆頭とした製作陣が、「ファンを想って製作した」というこん身の最新作について語ったインタビューを編集した特別映像が解禁となった。

シリーズ最新作、映画『ソウX』(10月18日公開)(C)2024 Lions Gate Ent. Inc. All Rights Reserved.

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 最新作は、ジェームズ・ワン監督が手がけ、一大センセーショナルを巻き起こした2004年公開の『ソウ』(第1作)と『ソウ2』(05年)の間の物語。ジグソウの最も個人的な知られざるゲームが描かれる。

 『ソウ』シリーズの生みの親であるジェームズ・ワンとリー・ワネルが製作総指揮を手がけ、ジグソウ役のトビン・ベルと、アマンダ役のショウニー・スミスが再登場。原点回帰からの謎の解明と展開。究極のソリッド・シチュエーション(=状況設定)は、さらなるサプライズを携え、想像を超える衝撃と恐怖の新たなゲームが始まる。

 シリーズ1作目の『ソウ』から数週間後のできごとを描く、まさに“原点回帰”といえる本作に対して、映像の冒頭でグルタートは「初期の“ソウ“の雰囲気を出したかった」と明かし、本シリーズのビジュアルを象徴するくすんだ緑や黄色を出すために35ミリカメラでの撮影にこだわったという。

 また本作でも観客を震え上がらせること間違いなしのトラップの数々について、ジグソウを再演したベルは「非人道的ともいえるトラップに関しては、どうかしている連中に任せたよ」と冗談を交えながら製作陣への信頼を垣間見せると、スタッフも「全ファンが納得するはず」と自信をのぞかせる。

映画『ソウX』(10月18日公開)(C)2024 Lions Gate Ent. Inc. All Rights Reserved.

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 そして、ジグソウの復活とともに注目したいのがジグソウの後継者候補の一人として暗躍するアマンダの再登場。図らずもジグソウを標的としてしまった医療詐欺の主犯セシリアを演じたシヌーブ・マコディ・ルンドは「見どころはジョンとアマンダの関係性ね。特別なシーンになっている」と、2人の共闘に太鼓判を押せば、アマンダを演じたショウニー・スミスは「あのころのアマンダにまた戻れるなんて」と興奮を隠せない様子で撮影を振り返っている。

 プロデューサー陣が「長年のファンの期待は裏切らないよ。だから我々は時を巻き戻してこの作品を手がけた。ファンに捧げるために」と本シリーズ、そしてファンへのリスペクトを込めながら語るように、原点回帰でありながらゲームの参加者ではなくジグソウに焦点をあてた新たなアプローチを採り入れたことで、海外ではシリーズファンはもちろん多くの映画ファンからも高い評価を得ている。ジグソウの復活が、シリーズの新たな可能性を開拓する。

YouTube公式チャンネル「ORICON NEWS」

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