20歳年上の姉に、溺愛されて育った2歳の弟。この日は、姉の家に泊まりに行きたくて、帰ろうとするねぇねに玄関先で必死にアピール！　しかし、ママからの許可はおりず…。そんな2歳児とママパパとの攻防を収めた動画に166万再生の反響があり、「ねぇねが大好きなんですね〜」「可愛すぎてダメなんて言えないｗ！」などの声が寄せられている。投稿者のママに、撮影時の状況と20歳差の姉弟について話を聞いた。

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■弟を溺愛する20歳年上の姉「“もう一人のママ”として一緒に育児をしてくれた」

――昨年投稿された「ねぇねのお家にお泊りに行きたい心星くん」が、166万再生と大きな反響を呼びました。改めて、撮影時の状況についてお聞かせください。

「長女のねぇねと４姉弟の末っ子長男は20歳差の姉弟です。ねぇねは今、家を出て近くで暮らしており、この日は2番目、3番目のお姉ちゃんたちがそこに泊まりに行くことになったんです。息子も一緒に行きたがったのですが、私に『みんな行ったらママが寂しいので、お泊まりはダメ』と言われ泣き出しまして…（笑）」

――それで、動画の場面に繋がるのですね。その後、息子さんはどうされましたか？

「パパに泊まっていいか聞いたら『いいよ〜』と許可が出たので、息子は『ありがと〜』と言って泊まりに行ってしまいました！」

――この時、長男くんは２歳９ヵ月。このぐらいの年齢の子はママから離れたがらないことも多いかと思います。コメントでも「２歳でママから離れてお泊りできるのすごい！」といった声がありましたが、夜中や明け方に泣いたりはしなかったのでしょうか。

「息子はねぇねのお家に行くのが大好きなので、一度行くとなかなか帰りたがらないですね。寝ている間にそっと自分の家に帰されて、泣きながらねぇねとお別れすることもあります」

――お話を聞いていても、本当にお姉さんを慕っていることが分かる長男くん。２人はママから見てどのような関係性でしょうか。

「ねぇねは、産まれた時から“もう一人のママ”として一緒に育ててくれ、自分の息子のように可愛がっています。前世で２人は『母と娘（息子）』という関係だったらしいです（笑）」

■年の差育児で困ったことは「行事被り」　祖父母も巻き込み家族総出で対応

――20歳の年の差がある長女さんと長男くんを含む、4人のご姉弟についてお話をお聞かせください。

「我が家には今年23歳になる長女、13歳になる次女、10歳になる三女の３姉妹と、３歳になる末っ子の長男坊がいます。一番年上のねぇねは妹や弟に対する愛情がたっぷりで、第２の母的な存在になっていますね。息子に『ママ』って呼ばせると『ねぇね！』と言って怒りますが（笑）」

――「年の差姉弟」を育てるうえで大変だったこと、良かったことはなんでしょうか。

「大変…と言うか困ったことは、同じタイミングで大学生、中学生、小学生、幼稚園生のママになったことです。行事が被ったときが本当に大変で、じぃじやばぁばも巻き込み、家族総出で役割分担して対応しました」

――確かに、それはママの体がいくつあっても足りませんね…。

「逆に良かったことは、やっぱり上の子が大きいから、積極的に下の子たちのお世話をしてくれることでしょうか。本当に助けになっています。『年の差姉弟』は良いことばかりだと思います」