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若き日のボブ・ディランを演じたティモシー・シャラメの歌声が響き渡る『名もなき者』特報映像
 ハリウッドで活躍する俳優ティモシー・シャラメが、歴史に残る名曲と伝説を数多く残し、今もなお現役でステージに立ち続ける史上最高のミュージシャン、ボブ・ディランの若き日を演じる映画『名もなき者/A COMPLETE UNKNOWN』(2025年2月公開)の特報映像とティザービジュアルが解禁となった。

ティモシー・シャラメがボブ・ディランの若き日を演じる映画『名もなき者/A COMPLETE UNKNOWN』(2025年2月公開)(C)2024 Searchlight Pictures.

ティモシー・シャラメがボブ・ディランの若き日を演じる映画『名もなき者/A COMPLETE UNKNOWN』(2025年2月公開)(C)2024 Searchlight Pictures.

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 本作でディランのビジュアル、声、パフォーマンスに至るまで徹底的に研究し、若き日の本人が蘇ったかのようなディラン像を体現しているシャラメは、すべてのシーンで自ら歌っており、早くもその歌声を聴くことができる。

 映像は、何も持たない一人の青年がニューヨークの街にたどり着き、街をさまよい歩くシーンから始まる。闇に覆われた街で淋しげな背中を見せていた名もなき存在だった彼が、一転して光に包まれ、ギター一本で聴衆を引きつける印象的な歌声を響かせていく。それはまさに、伝説が始まる瞬間。高揚感が押し寄せ、それだけでゾクゾクする期待が高まる映像だ。

 歌われているのは、ボブ・ディランの「はげしい雨が降る」。2016年のディランのノーベル賞受賞式で、パティ・スミスが途中で感極まりながらも歌い切り、聴く者も涙した名曲中の名曲。

 さらに映像内では、「フリーホイーリン・ボブ・ディラン」のアルバムジャケットで知られる、当時の恋人スージー・ロトロにインスパイアされた、エル・ファニング演じるシルヴィーとの恋、当時すでに音楽シーン注目のシンガーで、次第にディランと歌をわかち合うことになる「フォークの女神」ジョーン・バエズ役のモニカ・バルバロ、そして、まだ無名だったディランの才能を見抜き、ディランのミュージシャンとしての道を先導した偉大なフォーク・シンガー、ピート・シーガー役を演じるエドワード・ノートンの姿も映し出されている。

 1960年代初頭、後世に大きな影響を与えたニューヨークの音楽シーンを舞台に、19歳だったミネソタ出身の一人の無名ミュージシャン、ボブ・ディランが、時代の寵児としてスターダムを駆け上がり、世界的なセンセーションを巻き起こしていった実話をもとに描く本作。

 激動の時代の中、彼らとの出会いがディランにもたらす光と影、そして、時に美しく、時に激しくもある情熱的なエピソードの数々がどのように紡がれていくのか…期待と想像が膨らむ特報映像となっている。

■ボブ・ディランの輝かしい功績

 60年を超えるキャリアを通し、歴史に残る名曲と伝説を数多く残し、今もなお一人のミュージシャンとして現役でステージに立ち続ける史上最高の存在、ボブ・ディラン。“生きる伝説”として世界に影響を与え続ける彼は、2016年に、その文学的影響力により、ミュージシャンとして初となるノーベル文学賞を受賞したほか、アメリカ文化へ多大な影響をもたらしたとしてピュリツァー賞特別賞を受賞。さらに、フランスの最高勲章であるレジオン・ドヌール勲章、民間人に贈られるアメリカ最高位の勲章となる大統領自由勲章などが贈られている。

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